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奮戦記

【07.08.09】久間発言に対する長崎市民の怒りはおさまらず、謝罪の言葉もなし

   原水爆禁止2007年世界大会・長崎の開会総会が7日から長崎市で開かれています。
 「核兵器のない世界を一日も早く」と海外代表や全国から6800人が参加しました。

 今年は、凶弾に倒れた伊藤一長・前市長の死と、地元選出の久間章生・前防衛相による「原爆投下はしょうがない」発言、この2つ重大なできごとが起こりました。

 今日、長崎市でおこなわれた平和祈念式典には、地元選出の久間章生・前防衛大臣の姿はありませんでした。

   報道によると、長崎原爆被災者協議会の谷口会長は「久間氏はいまだに被爆者への謝罪の言葉を述べていない。被爆地長崎の人間が言語道断だ」と述べたそうです。
 また、同会長は「久間氏のような考えを持った政治家が増えている。被爆者の救済や、平和を祈念したこれまでの活動はなんだったのか。本当に情けなくなる」と嘆いたと報道されています。

 安倍首相は今日、長崎市内で5つの被爆者団体の代表らと面会し、久間発言について「被爆者や遺族の気持ちを傷つけてしまい、大変申し訳なく思います」と述べたそうですが、それならば、これまでの安倍内閣の「核兵器容認」の姿勢を、根本的に転換すべきではありませんか。





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