奮戦記
【07.11.29】保団連から要請を受け、財務副大臣と交渉しました
全国の開業医師・歯科医師10万人で構成する全国保険医団体連合会(保団連=住江憲勇会長)の代表の方々とごいっしょに、森山裕財務副大臣に陳情を行いました。
要請の内容は、以下の通りです。
(1)来年度予算案の策定においては、社会保障予算の自然増2200億円削減の方針を見直し、国民の願いにもとづいて増額すること。
(2)医療崩壊をくい止めるため、医療費総枠を拡大し新療報酬を引き上げること。
(3)患者負担を軽減すること。
(4)高齢者医療制度の改悪を中止すること。
財務副大臣は、「財政赤字」が大きいことを理由に「ご期待に添えるような返事ができない」と述べつつ、「私の地元は田舎で、医者がいなくて困っているんです」と地域の窮状や医者のおかれている状況には、一定の理解を示しました。
愛知保険医協会の代表からも要請を受けました
その後、愛知保険医協会の方々から請願書を受け取り、要請を受け懇談しました。
「救急病院がなくなった」「お産ができる病院まで2時間もかかる」「小児科が閉鎖された」など、医療崩壊が全国各地で進行している深刻な実態を訴えられました。そのうえで、医療危機を打開するため、医療への国の負担を増やし医療費の総枠を拡大すべきだと、話がありました。
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