奮戦記
【08.08.06】御殿場市、駿河療養所から「将来構想」で聞き取り
午前中、ハンセン国立駿河療養所の入所者自治会代表の方々と懇談し、要望をお聞きしました。
いちばんの問題は、国の方針で職員の定員を削減していることが、行き届いた介護・医療に支障をきたしていることです。
正規職員130名、賃金職員(非正規)40人いますが、国の総定員法ものとで正規職員が減らされ、それを補う賃金職員も労働条件が悪いため、募集しても応募が少ないことです。
私たちが、以前から要求しているように、国の総定員法の対象からハンセン療養所をはずすべきです。
ハンセン基本法が成立した以上、そうすべきです。
そうしなければ、介護員、看護婦、医者などを十分に確保できないからです。
懇談のあと、全館放送でご挨拶をさせていただきました。
昨日の納涼祭にご招待いただいたことへの御礼、これまでの私たちの取り組み、今後の決意などについてお話をさせていただきました。
続いて、御殿場市の副市長にお会いしました。
療養所の将来構想検討委員会の取り組みについて説明を受け、意見交換をしました。
入所している方々のご意見や市民の希望をきちんと調査・把握して、将来構想に活かしていくことが重要です。
さらに、国立駿河療養所の所長、総看護師長、事務長からもお話を聞きました。
大事なことは、いま入所されている方々の意向をお聞きし、その意思をを尊重することだということでした。
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