奮戦記
【08.11.09】市田書記局長を迎え、静岡県浜松市、愛知県一宮市、岡崎市で街頭演説
日本共産党の市田忠義書記局長を迎え、静岡県浜松市、愛知県一宮市、岡崎市で街頭演説会が開かれ、私も候補のひとりとして訴えました。
浜松では平賀高成さん、一宮では瀬古由起子さん、岡崎では八田ひろ子さんが話をしました。
麻生内閣は混迷を深めています。10月30日に麻生総理自ら記者会見で提案した「追加経済対策」の目玉とされている2兆円の「給付金」をめぐって、閣僚のなかで見解がバラバラだからです。
「所得制限」を設けるのか設けないのか、世帯に配るのか個人に配るのか。──こんな初歩的な問題で、閣僚の見解が分かれているのですから、あきれてしまいます。
しかも自主申告で、窓口に行かなければもらえないのです。──これは「欲しければ取りに来い」という姿勢ではありませんか。
公園のハトや池のコイに、エサをやるのではないのです。
窓口まで行くことのできないお年寄りや障害者は、いったいどうすればいいのでしょう。
国民から取り上げるときには、高齢者医療の保険料にしても介護保険料にしても、頼みもしないのに年金からサッサと天引きするのに、配分するときのこの横柄な姿勢には本当に腹が立ちますね。
しかも、「ほらやるぞ」と言って、1回だけ6万円返しても、小泉内閣以来、増やされた毎年40万円の負担は、そのままなのです。
それだけではありません。3年後には消費税を引き上げるという予告付きです。
5%の税率アップなら、13兆円もの新たな増税となります。
これも1人当たり10万円、1世帯で40万円の負担増になり、あわせて80万円になるのです。
こんな増税予告付きのバラマキで、誰が安心するでしょうか。「毒入りまんじゅうだ」という人さえいます。
大企業への行き過ぎた減税を見直すなどで財源を確保し、社会保障を充実させ、消費税の食料品を非課税にし、雇用の安定をはかってこそ、ほんとうの「生活対策」ではありませんか。
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