奮戦記
【09.10.30】映画「沈まぬ太陽」(若松節朗監督・山崎豊子原作)を見ました
山崎豊子原作・若松節朗監督の映画「沈まぬ太陽」を見てきました。
3時間を超える大作(途中休憩あり)でしたが、会社からの差別に屈せず、筋を通して生き抜く主人公に引き込まれてしまいました。
主人公を演じているのは、渡辺謙さんです。
山崎豊子さんの原作を、私は以前に読んでいましたが、アフリカの大地など映像で表現される迫力は特別なものがありました。
この主人公のモデルとなったのは、日本航空労働組合(日航労組)元委員長・故小倉寛太郎氏です。
小倉氏は、「週刊朝日」(2000年2月18日号)に次のようなコメントを載せたことがありました。
「この小説で白日の下にさらけ出された、組合分裂工作、不当配転、昇格差別、いじめなどは、私および私の仲間たちが実際に体験させられた事実です。日本航空の経営側にいた人たちは、……数々の不当労働行為やその他の不祥事を思い出されたらいかがでしょう。人間である限り、そんな事実はなかった、などとはいえないはずです」と。
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