工藤晃・元衆議院議員は、最近『資本主義の変容と経済危機─大銀行、多国籍企業は何をしたか』（新日本出版社）という本をお書きになりました。今日は、日本共産党国会議員団の主催で、この本の内容を中心に講演・学習会を開催しました。

　昨年、アメリカから世界に広がった金融危機の原因を徹底解明するとともに、この10年の間に多国籍企業がどのような変容を遂げたかを明らかにし、さらに、アメリカの対外不均衡が一挙に拡大した要因を追及するという、きわめて意欲的な内容になっています。

　83歳という高齢にもかかわらず、いつも新鮮で若々しい感性を持ち、精力的に研究を行っている姿勢に感心しました。

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