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奮戦記

【09.12.14】第5回日中議会交流(1)─北京に到着。ブリーフィング&視察

   いま、北京に来ています。12月17日までの4日間、衆議院の議院運営委員会を中心とする超党派の第5回日中議会交流に参加するためです。
 在中華人民共和国日本大使館から、中国の政治経済全般にわたるブリーフィングを受けました。

   アメリカ発の金融・経済恐慌の深刻な影響が中国にも広がり、昨年来の雇用不安の原因となっているそうです。

 中国の雇用形態について聞いたところ、非正規雇用として雇われた後、一定期間で正規雇用になるのが一般的だそうです。
 しかし、非正規雇用のクビ切りが激発したため、政府が雇用の安定に乗り出し、人民代表大会(国会)が新規の法規制をすすめています。
 説明によると、人民代表大会は唯一の立法組織として、法案を国民との対話の中で議論してつくり上げているため、その権威が最近大きく高まっているとのことです。

 オリンピックの会場になった“鳥巣”を訪れました。今も、観光客が一日に「万の単位で」見学に来ているそうです。  

 鳥巣では、さかんに人工雪をつくっているところでした。スキー場を作るのだと言ってました。  

 鳥巣でスキーという発想には驚きました。確かに、北京は気温が零度以下で乾燥していますから。……この機械はアメリカ製だということです。  

 前門大街を視察しました。1920〜30年代の古い町並みを復活させようとしています。  

 たしかに、町並みの表面は古い町を再生していますが、店の中身はアメリカや台湾などの外国資本がかなり入っているところが、面白いですね。  

 

 

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