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奮戦記

【10.08.28】菅内閣は自衛隊の海外派兵をさらに拡大するのか

   「新たな時代の安全保障と防衛力に関する懇談会」は、年内策定を予定している新「防衛計画の大綱」に向けた報告書を提出するために、外務省・防衛省の元高官や研究者などで構成された総理大臣の私的諮問機関です。

 「懇談会」は一昨日、首相官邸で会合を開いて報告書をまとめ、菅直人首相に提出しました。
 報告書は、日米軍事同盟と核抑止力へのいっそうの依存、自衛隊の海外派兵拡大をめざすものとなっています。

  海外への武器輸出を禁じた武器輸出三原則については、アメリカ以外の国とも共同開発・生産が可能となるよう見直しを要望しています。
 これらの内容をみると、民主党政権のもとで、憲法上の“歯止め”を全面的に取り払う方向に向かっているとしかいいようがありません。

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