奮戦記
【10.09.05】民主党にも“幽霊党員・サポーター”がいるのか?
報道によると、民主党代表選に絡み、党員やサポーターに登録した覚えがない人に投票用紙が送られてきているそうです。
読売新聞が調べたところ、東京、茨城、福島、千葉、埼玉、滋賀、兵庫の7都県で同様の投票用紙が送られていたことがわかりました。
身におぼえのない投票用紙が届いた男性は「自分の個人情報が勝手に使われていて気持ち悪い。総理を選ぶことになる選挙でいいかげんなことはしないでほしい」と話しています。
この報道を見て、私は、9年前のKSDによる自民党費肩代わりを思い出しました。
2001年3月2日の予算委員会で、私は「KSDによって18億円近い党費が肩代わりされ、自民党本部に流れた。幽霊党員の調査に、時間はかからないはずだ」と森総理(当時)に迫りました。
森総理は「党は、いま調べているが、そんなに簡単ではない。幽霊だというが、幽霊を探すのは難しい」などと、デタラメな答弁に終始しました。
私は「幽霊党員をつくっている側はわかっているのだから、調べることは簡単だ」と批判し、「疑惑をみずから明らかにしようとしない姿勢が、国民の批判を浴びている」と言いました。
いまの民主党の“架空党員”問題は、あの当時の自民党の“水増し・幽霊党員”と、うり二つではありませんか。
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