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奮戦記

【10.11.05】小沢氏の国会招致――民主党の態度が問われている

   昨日、民主党岡田克也幹事長と、小沢一郎元代表との会談は、小沢氏が衆院政治倫理審査会への出席要請を拒否するかたちで終わりました。

 この会談は、いったい何だったのでしょうか。形だけのアリバイづくりだったのでしょうか。
 日本共産党はじめ野党側は、小沢一郎氏の証人喚問を求めており、4億円の原資がどこから出たものか等の証言が必要と考えます。

   報道によると、岡田氏が党職員に指示して小沢事務所に「きょう国会内でお会いしたい」と会談を要請したのは4日の朝だったと言われます。

 そのうえで、午後の衆院本会議場では、岡田氏自ら小沢氏に歩み寄って「2時ごろお待ちしています」と会談を求めて実現したが、話は平行線だったというのです。
 いちばんの問題は、岡田幹事長個人として小沢氏の意向を確かめただけで、民主党として「国会招致」をどうするのか、態度を明らかにしていないことです。
 菅直人総理は、その夜、首相官邸で記者団に「一歩前進」と語ったそうですが、何も前進していないどころか、マイナスの効果でした。
こうなると、菅総理・民主党としてどうするのか、姿勢が根本から問われることになります。

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