民主党税制調査会の藤井裕久会長は、今日、日本外国特派員協会で記者会見し、社会保障財源確保のための消費税率引き上げについて「超党派でやらなければならない。選挙のテーマになったらおかしい」と述べました。

　これこそ、おかしな考え方です。民主党自身、消費税増税するなら「総選挙で信を問う」といっていたのですから、争点にするのは当然でしょう。

　それだけでなく、五十嵐文彦財務副大臣は今日、都内の講演で消費税率の引き上げ時期と幅について、１回目の引き上げは２０１３年１０月以降になるとし、第１弾で現行５％の消費税率を７〜８％に引き上げ、残り２〜３％は１５年４月か１０月になるとの認識を示したそうです。

　そのような内容の消費税増税法案を出すというなら、その前にその是非を国民に聞くのが当たり前ではありませんか。
　こんな天井知らずの増税ありきが、民主党の路線だとしたら、国民の怒りで包囲するしかありません。

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