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奮戦記

【12.04.12】「“人工衛星”打ち上げ中止」決議を全会一致で可決

 衆議院本会議は、北朝鮮の「人工衛星」打ち上げ発表に抗議し、中止を求める決議を全会一致で可決しました。議運での私の発言は、以下の通りです。

北朝鮮による「人工衛星」の打ち上げ発表に抗議し発射中止を求める決議についての意見表明

   北朝鮮政府は、きょう4月12日から16日の間に人工衛星を打ち上げると発表しておりますが、これは、2009年6月12日に全会一致で採択された国連安保理決議1874号に違反するものです。

 この決議は、北朝鮮が、国際社会に挑戦して2回の核実験を強行したという深刻な事実をふまえて、「弾道ミサイル」だけでなく、その技術を利用した「人工衛星」であっても、これ以上の発射を行わないことを求めたものです。この決議にてらして、北朝鮮に、今回の「人工衛星」発射を中止し、国連安保理決議を遵守し、6か国協議の共同声明に立ち返る決断をもとめることが重要であります。
 そのため各国と連携して最後まで働きかけ、平和的解決を図る努力をすべきであります。

 同時に、政府が、北朝鮮の発射に備えることを口実に、自衛隊の部隊を沖縄本島、宮古・八重山諸島、首都圏など各地に展開し、戦時体制さながらの異常な軍事対応をとっていることは容認できません。こうした突出した軍事対応は、この問題の外交的解決をはかることを妨げることになりかねません。
 決議案が、政府に対し、発射に備えて「万全の体制を構築し、その運用に遺漏なきを期する」ことをもとめるのは、それを煽ることになり、この部分には同意できません。

 以上の点を指摘し、この決議には賛成の態度をとるものであります。

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