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第104号☆7月22日 明日も、松阪市議選の最終盤の応援に伺います!
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日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
..。oO○.。o○ 憲 昭 e た よ り ○Oo。..○o。. 2005/7/22 第104号
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◇◆"今週の憲昭さん"◆◇
メルマガ読者の皆さん。こんばんは。佐々木憲昭です。
今回もやはり“解散風”の話からですね。――今日、衆議院分館前で、久々に、衆院郵政特の二階委員長にバッタリお会いしました。私が、「法案が参議院に回ってホッとしてるんじゃないですか?」と声をかけたら、「いやぁ〜!衆議院で熱を帯びたまま、参議院に回っちゃったから、こんどは参議院が大変なんだよ」と言ってました。
エレベーターのなかで自民党衆議院議員のI氏がこう言ってました。――「解散?いったい何の成算があってやるのかね。まったく理解できないよ。解散したら、郵政も総理もふっとんじゃう。…でも、常識では判断できない人だからな〜」と、ぶつぶつ言いながら降りていきました。(^^;)
与野党の議員が参加するのが各委員会の理事会。……会議が始まる前、与野党を問わずさまざまな話に花が咲きますが、このところもっぱら参議院の郵政法案採決の行方が話題の中心です。
両院合同会議の幹事会で、私の前に座った自民党のY氏は、参議院での郵政法案採決について「どう計算しても通る見込みないなぁ」と自嘲気味に話をしてました。私は、「態度未定のなかに確信犯がいるんじゃないの?」と水を向けると、その横に座っていた自民党参議院議員のT氏は、「そうなんだ。確信犯でスリーパーがいる」というのです。それを受けてY議員は「ステルス作戦なんだ!」と(笑)。……反対派のなかで「寝たふり」をしている議員がいる、「センサーに察知されない」議員がいる、ということですから、身内に“時限爆弾”を抱えているようなものですね。
自民党の堀内派の丹羽議員を会長とする各派閥から13人を集めたいわゆる「党内融和の会」(解散させない会)に参加したM議員の話。……「この会は、俗称“おくびょう議連”っていわれてるんだ」(笑)。
そして、こうも言いました。――「解散させないためのひとつの方法として、参議院で修正して可決する。そのうえで衆議院に戻して継続審議にする、というやり方もある」と。
しかし、そんなにうまくいくとは誰ひとり思っていないでしょう。あの人はそんなことにおかまいなしに、解散することが出来るのですから……。
ある理事会の雑談で、民主党の議員が「自民党を除名された選挙に強い人は、わが党が引き受けます」と冗談。自民党の議員が「そんな人いるか?」というと、「亀井さんや平沼さん……」と民主党議員。これにたいし自民党の議員が「そうなったらこんどは民主党が分裂するぞ」だって……。
さて、解散・総選挙となれば、必要なのはカネです。そこで自民党も民主党も「パーティー」談義に花が咲きます。
――「2年に1度やるようではダメ。半年に1回か、1年に1回やって、そういうものだ(カネを出さざるを得ない)とあきらめさせることが肝心だ」。
――「私は、安い2000円程度のパーティー券で、1万人集める」。
――「最高のパーティーは、券だけ買ってもらって来てもらわないことだな」(大笑)
いや〜驚きましたね〜! たしかに我々とは別の世界の話……。でも、他党のこぼれ話で笑っているときではありません。ヒタヒタと解散の足音が近づいているのです。さあ!選挙準備を急がなきゃ!
◇◆"連日、本人がつづる"今週の「奮戦記」◆◇
●偽造・盗難カード問題で質問しました
(7月19日付「奮戦記」より)
本人と違う権限のない第三者に、銀行等が預貯金を誤って支払うこと、つまり「過誤払い」というのは、絶対にあってはならないものです。銀行が、本人確認をきちんとできず第三者に不正に支払った場合、第一義的な責任は銀行にあります。
預金者に重大な過失がない限り、預金者が保護されるべきではないかとの私の問いに、与党の法案提案者も民主党の法案提案者も同意しました。
偽造カードだけでなく、盗まれたカードや盗まれた通帳・印鑑を用いた不正な引き出しの被害者も救わなければなりません。私は、具体的な数字を金融庁に確かめました。
ここ5年間の「盗難通帳による払い出し」被害の件数は4140件、103億900万円、「偽造キャッシュカードによる預金等の引き出し」の被害件数は516件、12億9300万円、というのが回答でした。
示された数字でも、金額的にも件数の上でも、いちばん被害が多いのが、盗難通帳と印鑑をもちいた被害です。
2003年9月16日、全銀協は、盗難通帳による払出し等の対策を打ち出しました。しかし、努力したとされているにもにもかかわらず、今でも被害はなくなっていません。
偽造カードだけでなく、盗まれたカードや盗まれた通帳・印鑑を用いた不正な引き出しのばあいも、預金者の無過失の立証が困難です。そのため、事実上、金融機関は免責され、被害者が泣き寝入りしている事例があとをたちません。過誤払い被害という点では、偽造カードと盗難通帳のあいだに違いはありません。私は、盗難通帳も含めて被害を救済する法的措置が必要だと思うがどうか、とききました。
民主党提案者は、「その通りだ」と答えました。自民党の提案者は、「今後、何らかの法的対応が必要。必ずつくるべきだ」と答えましたが、「今度の法案を変えるつもりはない」と、言いました。
しかし、現実に被害があり預貯金者が泣いているのです。これまでの被害者も含め、すぐに対策を実行することが必要ではなでしょうか。
≪毎日の奮戦記はこちらから≫
【2005.07.22】●年金・社会保障両院合同会議で発言しました
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050722-200336.html
【2005.07.21】●地銀連第62回大会で日本共産党を代表して挨拶
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050721-174937.html
【2005.07.20】●予算委でまちづくりと中小企業の現状を視察しました
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050720-223832.html
【2005.07.19】●偽造・盗難カード問題、中小酒販業者保護で質問
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050719-194425.html
【2005.07.18】●郵政法案―参議院でぎりぎりの攻防!否決で解散か
→ http://sasaki.tkp.serveftp.net/hunsenki/data1/050718-174015.html
【2005.07.17】●松阪で市議選応援、津・四日市で緊急国会報告会
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050717-204141.html
【2005.07.16】●ブロック会議、愛知県活動者会議でお話をしました
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050716-195928.html
◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
→ http://www.sasaki-kensho.jp/mm/article/back_index.html
◎「憲昭eたより」の次号は、7月29日(金)発行予定です。
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