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第106号☆8月5日 明日早朝、TBS「サタデーずばッと」に出演!
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日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
..。oO○.。o○ 憲 昭 e た よ り ○Oo。..○o。. 2005/8/5 第106号
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◇◆"今週の憲昭さん"◆◇
メルマガ読者の皆さん、こんばんは。佐々木憲昭です。
いよいよ、解散に向けて一気に加速してきました。議事堂のなかは緊迫の度を高めています。
今日(金曜日)は、参議院の郵政特別委員会で、小泉総理出席のもとで締めくくり総括質疑がおこなわれ、郵政民営化法案が可決されました。――次の焦点は、8日(月曜日)に予定されている参議院本会議の採決です。ここで、法案が否決される可能性が濃厚です。
これまで態度を明らかにしてこなかった中曽根弘文参議院予算委員長が、「反対」の意思表示をし同調者が出たことが、否決の流れを強めました。
小泉総理は、「否決は不信任と同じ」といって「否決」即「解散」の決意を固めているようです。「思わぬ」事態の展開に衆院議員はピリピリ、目が血走っています。……
衆議院の本会議もセットされました。解散に「万歳」はつきものってことでしょうか。月曜日は、13時に参議院本会議が始まります。13時45分には参議院本会議が終わり、16時に衆議院本会議が開かれるようです。そこで“紫の袱紗”がおもむろに出てきて……解さ〜ん!ということになります。
いちばん早い場合は、8月23日公示、9月4日投票! 可能性が強いのは、8月30日公示、9月11日投票!ということになりそうです。なんと、投票まであと1ヶ月しかないのです。一気に走り抜かなければなりません。
エレベータのなかで、民主党の議員数人と一緒になりました。私は「うちは300全部立てる方向だよ」というと、「え〜っ!」と民主党議員。「そうさ。だいたい岡田代表が共産党が全区に立てないのを“しめしめ”なんて言ってたから、みんな頭にきて全部立ててやると言ってる」と私が大げさに言うと、民主党のN議員がこう言いました。「だから、うちの党首は口が軽いんだよな〜」と。(^_^)v
おととい、ある副大臣とある問題で交渉したときの話。――副大臣は「ここ2〜3日で、様相がかわりました。私も選挙準備に入ってます。小泉さんは、郵政の改革ができなかったら政治改革をやるといってる。政界再編も視野に入れて、それを楽しんでるようだ」。……楽しんでる? 何ということだぁ!と思いました。こうなると、「小泉ひとりわが道を行く」ということですね。
その副大臣室には、四季の自然を背景に自分がおさまった写真でつくられたカレンダーが飾られていました。私が「いい写真ですね」と水を向けると、「これで選挙用のポスターをつくろうと思ってるんだ」と、自慢げに話してました。閣僚の一員である副大臣が走り始め、政局はド〜ン!と緊迫してきました。
この解散・総選挙に対応するため、一昨日、日本共産党が全国会議を開きました。そして「攻勢的な政治的構えを確立し、勝利のための取り組みを急速に強める」ことを意思統一しました。いよいよ「臨戦態勢」!――瀬古さんを含め東海ブロックで、何としても複数の議席を獲得するため、全力を尽くします。
◇◆"連日、本人がつづる"今週の「奮戦記」◆◇
●視覚障害者が識別しやすい紙幣(お札)にせよと質問しました。
(「奮戦記」8月2日付に加筆)
当たり前のことですが、お金を正しく数えられるということは、誰でも生活するうえで絶対に必要な条件です。視覚障害者は全国で39万人おられますが、この方々にとっても、それは同じです。私は、視覚障害者にもきちんと「識別できる紙幣」にするよう求めました。
2000年に2千円札が発行されたうえ、昨年11月に1万円、5千円、千円の新札が発行されていっそう混乱しています。たった1ミリ違いで、156ミリの新5千円札、155ミリの旧5千円札、154ミリの2千円札が存在しています。1ミリや2ミリでは、長さ区別できません。新5千円札を四つ折りにして、伸ばして比較すると2千円札の長さはほとんど同じになってしまうのです。
答弁に立った日本銀行の福井俊彦総裁は、「1ミリの差は、小さすぎると言われればその通りだと思います。今後の工夫の予知がある点だと思います」と答えました。
識別マークも、よれよれになったお札では分かりません。中途失明者や糖尿病などで手の感覚が敏感でない人には判別できません。
ヨーロッパを中心とするユーロ紙幣は、2002年1月1日に発行されました。ユーロにおけるバリアフリーは徹底しています。5ユーロから100ユーロまでのお札は、縦が5ミリ、横も6〜7ミリずつ長さが違います。金額の大きな200ユーロと500ユーロは、長い方だけが6〜7ミリ違っています。
これでも、ATMで紙幣をきちんと扱っているのです。色でもハッキリ識別でき、弱視の方やお年寄りにも判別しやすいものになっています。
今後、新札を発行する際の参考にすべきです。
≪毎日の奮戦記はこちらから≫
【2005.08.05】●郵政法案「否決」の流れが一気に加速しはじめました
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050805-222949.html
【2005.08.04】●郵政の決着は、月曜日の参院本会議での採決に!
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050804-184238.html
【2005.08.03】●緊迫した国会、政府との交渉、選挙準備など忙しく!
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050803-192934.html
【2005.08.02】●偽造カードで参考人質疑、紙幣で日銀総裁に質問
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050802-173934.html
【2005.08.01】●郵政めぐる嵐の前の静けさと、ショッキングなニュース
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050801-190417.html
【2005.07.31】●郵政民営化法案の採決めぐり政局はいよいよ流動化
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050731-222345.html
【2005.07.30】●選挙用写真撮り、岐阜県3カ所で「緊急国会報告会」
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050730-210644.html
◇◆今週の政治経済キーワード=「供託金」◆◇
供託金とは、公職選挙法にもとづいて選挙に立候補する際に法務局にあずけるお金のことです。公職選挙法92条は、町村の議会の議員を除いて、立候補の届出または推薦の届出をしようとする者は、候補者1人につき法定の金額またはこれに相当する額面の国債証書を供託しなければならないと規定しています。……
(続きはこちらから→ http://www.sasaki-kensho.jp/keyword/index.html)
◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
→ http://www.sasaki-kensho.jp/mm/article/back_index.html
◎「憲昭eたより」の次号は、8月12日(金)発行予定です。
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【憲昭eたより】
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