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メールマガジンバックナンバー

第108号☆8月12日 暑い東海4県を、熱い訴えで駆け回ります!

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  日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
゜*;・'゜★ 憲 昭 e た よ り ★:・'゜:*:・'   2005/8/12 第108号
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◇◆秘書が語る"今週の憲昭さん"◆◇

 メルマガ読者の皆さん、こんばんは。秘書の山本です。

 今週月曜8日、ついに衆議院が解散しました。
 月曜日は、朝から国会全体が、そわそわ、ざわざわ。そして13時からの参議院本会議で、郵政民営化法案が否決。その後、小泉総理が解散の手続きをはじめたのですが、閣議が予定していた時間よりも長引きました。その間に、民主党が内閣不信任案を提出。衆議院本会議が19時から開かれることになりました。

 憲昭さんが本会議に向かう途中、私も傍にいたのですが、自民党議員が「こんな時間に解散されると、地元に帰れない人いるんじゃないの」「いや、本会議に出ないで帰った人いるみたいだよ」と話しているのです。
 『えぇ〜、解散するのに帰った人もいるんだ』と思って聞いてました。

 永田町用語ですが、「解散」のことを「“紫の袱紗”が出た」と言ったりします。衆議院の解散は、2通りあります。1つは、憲法7条による「天皇の国事行為としての解散」。もう1つは、憲法69条による「内閣不信任案が可決され、内閣が総辞職しなかった場合の解散」。
 今回の解散は、憲法7条による解散です。手順としては、総理が全閣僚の同意を取り付け(今回の場合、島村大臣の同意が得られず、大臣を罷免)、全閣僚の署名を受けて、天皇が解散詔書をだします。詔書を内閣参事官が皇居に出向いて受け取り、官房長官に渡します。官房長官は、本会議場の議長に詔書を渡し、議長が詔書を読み上げます。この詔書を包んでいるのが、“紫の袱紗”です。

 私はこれまで何度か国会で解散を体験しましたが、“紫の袱紗”を直に見たことがありませんでした。今回、はじめて間近でみました。
 まずは、内閣参事官が議長室にいる官房長官に詔書を渡しにきたとき。
 その後、官房長官が本会議場の議長に渡すため、数メートルの廊下を横切るとき。
 議長室のまわりは、マスコミでいっぱいです。私は、廊下の端の方からちょっとずつ近づいていって、細田官房長官が静々と本会議場に入っていくほんの数秒、見ました。
 あれかぁ。480人の衆議院議員を失職させる“紫の袱紗”は…。
 議員を失職させるということは、私達、公設秘書も失職です。
 8日19時すぎ、「日本国憲法第7条により衆議院を解散する」と議長が読み上げました。
 その直後、国会議事堂は東京駅や羽田空港に向かう車でいっぱい。もちろん、私たち佐々木憲昭事務所も、憲昭さんを先頭に、全員で東海ブロック事務所がある名古屋に向かいました。

 衆議院が解散して4日間、憲昭さんは暑い東海ブロック4県を、熱く駆けまわっています。
 しかし、この選挙は短期決戦です。すべての地域にうかがう事は難しいかもしれません。そこで、『憲昭のビデオメッセージ』をつくることにしました。昨日からホームページで3種類公開しています。

 『憲昭のビデオメッセージ』はこちらから
 → http://www.sasaki-kensho.jp/video/index.html

 内容は、今日の奮戦記で詳しく紹介しています。さらに、『誰もが使いやすい金融を 国会で取り上げ前進(仮)』を、現在、編集作業中です。
 実は、このビデオ、素人の私達が約1週間ほどで急ごしらえでつくったものです。ですから、まだまだ、改善の余地は残されていると思います。
 しかし、少しでも、多くの人に憲昭さんのメッセージを届けようと考えたのです。
 ぜひ、ご覧いただいて、感想をお寄せくださいね。

 −−憲昭ファンの皆様、いつでもあなたのパソコンから、憲昭さんのダンディボイスが聞けますよ。(笑)

◇◆"連日、本人がつづる"今週の「奮戦記」◆◇

 ●郵政・業者など“憲昭のビデオメッセージ”を作りました
             (「奮戦記」8月12日付より)

 短期決戦!このたたかいで、直接お会いできる皆さんは限られています。そのため、インターネットで見れる「憲昭のビデオメッセージ」をつくりました。ぜひご覧下さい。ダウンロードもできます。

★「解散を受けて」(約4分)は、解散直後に有権者の皆さんに訴えたメッセージです。総選挙に向けた決意をのべています。

★「郵政民営化反対の先頭に立って」(約20分)は、私が国会で郵政民営化が「百害あって一利なし」であることを明らかにした内容を盛り込んでいます。
 このなかには、6月20日の衆院郵政民営化特別委員会で、障害者対応のATM(現金自動預払機)の問題をとりあげた論戦が収められています。
 郵便局ATMは100%視覚障害者対応になっていますが、銀行ATMはそれが約1割にすぎません。私は「なぜ郵政公社は100%対応できているのか」と聞きました。これにたいして麻生太郎総務相は「『公』という意識の問題」と答弁しました。
 私は「小泉さんは『民にできることは民に』というが、民にできない、公社でなければできないものがある」と強調し、民営化反対を訴えました。
 採算の問題もとりあげました。郵政公社を民営化すれば600億円の赤字、公社のままなら1383億円の黒字になることを政府の資産でも明らかだとする追及をおこないました。そのうえ、元本保証のない投機的運用、「ばくち」のような危険な運用に35兆円もの国民の資産が投入されるという危険な事実を明らかにしました。
 最後に「小泉内閣だけでなく今までの自民党政治全体の、国民に犠牲を押し付け日米の大きな財界のいいなりになるやり方に対して、審判をくだすことが大切」と、確かな野党、日本共産党の躍進を訴えています。

★「消費税増税反対 行き過ぎた徴税行政とたたかう」(約24分)で、私は、消費税の免税店が3000万円から1000万円に引き下げられたことにともない課税業者が200万人も増えたため、各地の税務署が中小企業・業者にたいして「チェック表」や「アンケート」など、法律に基づかない文書の提出を強要していることを追及しています。
 また、希望もしていないのに納税者の名簿を税理士会に渡して担当税理士を「指導」と称して押しつけていることも取り上げました。これらの点については、国税庁次長に謝罪させました。
 静岡県熱海市の鉄筋業者が従業員の源泉所得税150万円を払えず、熱海税務署の横暴な徴収を苦に1月末に自殺に追い込まれた問題をとりあげました。
 さらに、税務署が「先日付小切手」の提出を納税者に求めている問題についても質問しました。務署職員が消費税等の滞納相談に訪れた業者に対し、「売掛金を差し押さえるか」、さもなくば、当座預金があるなら「先日付小切手を差し出すよう」迫っていました。
 先日付小切手を本人の意志に反して提出するように強要することは、してはなりません。
 国税庁次長は、「(納税の裏づけとして)先日付小切手の委託を強要するようなことはいたしておりません」とし、「先日付け小切手は納税者に自発的に出していただくもの」と答弁しました。ぜひ、中小企業・業者に見ていただきたいですね。

 今後、障害者の金融バリアフリーをとりあげたビデオなど、続編も計画中です。

 ≪毎日の奮戦記はこちらから≫
  【2005.08.12】●郵政・業者など“憲昭のビデオメッセージ”を作りました
   → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050812-151006.html
  【2005.08.11】●中津川、恵那、瑞浪、土岐、多治見…東濃を駆ける
   → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050811-223528.html
  【2005.08.10】●猛暑のなか、汗だくで日本共産党の躍進を訴えました
   → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050810-215606.html
  【2005.08.09】●名古屋駅頭で解散後はじめての早朝宣伝を行いました
   → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050809-144028.html
  【2005.08.08】●郵政法案、参院で否決!ついに衆議院は解散です!
   → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050808-154121.html
  【2005.08.07】●緊迫した国会情勢を報告し、日本共産党の躍進を訴え
   → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050807-222221.html
  【2005.08.06】●TBSテレビの「サタデーずばッと」に出演し討論
   → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050806-160639.html

◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
  → http://www.sasaki-kensho.jp/mm/article/back_index.html

◎「憲昭eたより」の次号は、8月19日(金)発行予定です。

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【憲昭eたより】
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