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メールマガジンバックナンバー

第117号☆9月4日 愛知で活動―庶民増税・税務署の横暴とのたたかい

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日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
:*:'¨':*:,..,:* 憲 昭 e た よ り *:,..,:*:'¨':*: 2005/9/4 第117号
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◇◆"連日、本人がつづる"今日の「奮戦記」◆◇

 今日は、終日愛知で活動しました。

  08:00〜 笹島交差点で街頭演説
  09:00〜 ビックカメラ前で街頭宣伝
  11:00〜 あらたまユニー前で街頭演説
  14:30〜 栄ガスビル前で街頭演説
  18:00〜 名古屋市・緑区・小坂小学校で演説会
  19:00〜 東海市・商工センターで演説会

 台風が近づいているためか、なま暖かい湿った空気がじっとりとした汗を噴き出させます。
 政治戦も中盤戦に入って有権者の関心も高まっていますが、まだかなり流動的な感じがします。

 私は、郵政、増税、憲法の話とともに、国会での中小業者の営業を守る私の質問などを紹介しながらお話ししています。
 特に、中小企業への増税や税務署の横暴と断固たたかってきました。

 2月7日予算委員会では、消費税の免税点引き下げによる中小企業・農家の影響について質問しました。
 消費税免税点引き下げによって、新たに課税業者となる中小企業、農家の数を質問したところ、中川経済産業大臣は、中小企業は181万事業者であることを、島村農水大臣は、農家は約12万戸であることを明らかにしました。――あわせて、約200万者にのぼります。
 中小企業ほど赤字の企業の比率が高く、しかも、規模が小さい業者ほど消費税を転嫁できていない業者の比率が高くなることを明らかにしました。
 消費税を転嫁できず、赤字の中小企業は、「身銭を切るしかないではないか」と追及しました。両大臣とも、これを否定できませんでした。

◆熱海税務署の横暴をただす

 それなのに、税務署の徴税攻勢は、中小企業を追い込んでいます。
 今年の1月末に、静岡県熱海市で、従業員の源泉所得税150万円を払えない鉄筋業者が、熱海税務署の横暴な徴税行為を苦に1月末に自殺に追い込まれています。
 自殺した業者は、熱海税務署にたいし返済方法について「分割で月々5万円ずつ支払う」と述べていましたが、税務署は「今後、消費税の滞納も考えられる」と聞き入れず、入金予定の売掛金を差し押さえたのです。
 取引先に、そのことが知られて取引停止になり、自ら命を絶ってしまったのです。
 私が、3月15日の財務金融委員会で「遺族に対し、どう対応するのか」と迫ると、徳井豊徴収部長は「相談の内容を十分聞いて誠実に対応したい」と答えました。
 また、「国税庁は分割納税をいっさい認めず、差押えするのか」と追及しました。徴税部長は、「納税者の実情を把握して分割納税などを求めていく」と答えました。

◆「先日付小切手」提出強要をやめさせる

 さらに、5月17日、財務金融委員会で、税務署が「先日付小切手」の提出を納税者に求めている問題について質問しました。
 八王子税務署職員が消費税等の滞納相談に訪れた業者に対し、「売掛金を差し押さえるか」、さもなくば、当座預金があるなら「先日付小切手を差し出すよう」迫っていたのです。先日付小切手を本人の意志に反して提出するように強要することは、絶対にしてはなりません。
 村上喜堂国税庁次長は、「(納税の裏づけとして)先日付小切手の委託を強要するようなことはいたしておりません」とし、「先日付け小切手は納税者に自発的に出していただくもの」と八王子での問題を否認する答弁を繰り返しました。
 私は、強要してはならないというのなら、「強要しないことを徹底する。また、本人が返してもらいたいといったら返すべきだ」と要求しました。
 村上次長は、「滞納者の方が、資金繰りが悪化して、要するに支払いができない場合には、ちゃんとその銀行から取り戻して納税者に再度お返しして、新たな納付計画に組み返すべきやっている」と答弁し、「(滞納整理において、)納税者の実情に十分配慮した事務運営を行う」ことを約束しました。
 10月26日には、税務署が業者の個人情報を税理士に無断で伝えた問題などをとりあげ、国税庁次長に謝罪させました。

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【メルマガ読者から励ましのメールが届きましたので一部をご紹介します】

 ●日本共産党が大好きになりました(9月4日)

 メルマガも、いつも楽しく読ませていただいています。
 毎日のように、各党首が出て、討論をしていますが、一番、国民のことを思ってくれているのは、日本共産党だと思います。
 いつも、分かりやすく、説明もしていただいています。
 ここまで、国民のことを思って、訴えてくれている党はありません。
 私は、今まで、政治のことは、分からず、興味もなかったのですが、日本共産党が大好きになりました。
 赤旗しんぶんも読ませていただいています。
 もっと、たくさんの人に日本共産党を知ってもらいたいと思います。
 議席も、どんどん増やして欲しいです。
 ずっと応援しています。がんばってください。

 ●私はビラまき等に汗を流しています(9月4日)

 浜松の雰囲気が良かったと。安心しました。私はビラまき等に汗を流しています。反応は今ひとつ分りません。小泉のペテンに引っかからない様全力を尽くします。(静岡)

 ●アメリカ南部を襲ったハリケーンの被害(9月4日)

 佐々木憲昭様、秘書の皆様、毎日のメルマガ、どうもありがとうございます。
 いつも楽しみにして読ませていただいてます。今日のメルマガでも触れられていましたが、ここ数日のニュースで報じられているアメリカ南部を襲ったハリケーンの被害とその後の悲惨な状況は目を覆うようなものであると同時に、私はまた現在のアメリカの暗部を曝け出しているような気がしてなりません。

 後手後手に回る政府・行政の措置、ハリケーンが襲った地域は以前にも同様な被害を受けたというのに、なぜこんなときのためにきちんとした準備や計画がたてられなかったのか。また、不足する医薬品や病院、そして治安の崩壊。

 アメリカでは生活に直結する多くのものが民営化されていると聞きます。数年前には、カリフォルニアで「自由競争」のもとで電力会社が倒産したためにかなりの日数停電になったことが記憶にありますが、やはり、ただやみくもに公務員を削減すればいい、そして民営化してしまえばいいという主張は、それがいかに大きな誤りであるかということを感じてなりません。教育にしても、社会保障にしても、住民が生きていくうえでの必要最低限のことは行政が保障するということが必要なのではないでしょうか。

 また、ハリケーンが過ぎ去った後の町の光景は、世界一の経済大国であり、世界中の富が集まる場所だといわれるアメリカの政治が生んだ大きな歪みを象徴しているように思えます。一握りの大金持ちが、これでもかというような豪華な暮らしをしている一方で、あたかもアフリカなどの貧しい発展途上国の住民のようにその日の暮らしにも困っている貧しい人々がいる現状。そしてこうした経済的な格差が生み出している凄惨な犯罪などの様々な否定的な事柄。「読売新聞」だったと思いますが、そこでは今回のハリケーンの後にニューオリンズに住む中産階級以上の人々の多くは保険に加入しているために、これからの生活にはあまり不安を抱えていないが、しかし貧困層の多くが不安と絶望にくれているという記事が、「災害は人は差別する」という現地に住む人の声とともに書かれていたと思います。
 こうした状況を見ると、ますますアメリカ型の貧富の差の大きい社会となりつつ、犯罪の凶悪化や階層の固定化が叫ばれている日本の近未来の光景と重なるものがあり、また「官」から「民」へとという言葉を呪文のように唱えながら、弱肉強食の社会をおし進めていく小泉政治の結末がいかに恐ろしいものであるかと想像せざるをえません。

 どうか、こうした社会を生み出さないためにも今回の選挙での共産党の奮闘・躍進を心から願っています。
 暑い日々が続きますが、どうか体調に気をつけられて来週には良い結果が出ることを期待しています。

◇◆「ここでお会いしましょう!」〜〜演説会などのお知らせ〜〜◆◇

   ▼9月5日(月) 愛知県・6区、12区、11区で街頭演説・演説会
     14:30〜 犬山駅東ロータリーで街頭演説
     16:00〜 ナフコ春日井店前で街頭演説
     19:00〜 岡崎市・商工会議所で演説会
     20:00〜 豊田市・勤労福祉会館で演説会

   ▼9月6日(火) 岐阜県・岐阜市、大垣市で街頭演説・演説会
     09:40〜 JR岐阜駅南口で街頭演説
     15:00〜 岐阜市・問屋町で街頭演説
     16:10〜 岐阜市・多賀神社前で街頭演説
     18:00〜 JR大垣駅前で街頭演説

   ※日程は都合により変更になる場合がありますのでご了解ください。

◎『憲昭eたより』は、連日発行中です。ぜひご愛読ください。

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【憲昭eたより】
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