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メールマガジンバックナンバー

第127号☆9月30日 4日(火)19時〜テレビ朝日「爆笑問題&日本国民のセンセイ教えて下さい!!」に出演

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日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
..。oO○.。o○ 憲 昭 e た よ り ○o。.○Oo。.. 2005/9/30 第127号
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◇◆"今週の憲昭さん"◆◇

 メルマガ読者の皆さん、こんばんは。佐々木憲昭です。

 今週の国会は、月曜日の本会議での小泉総理の「所信表明」にはじまり、今日、金曜日の予算委員会での総括的な質疑まで。――論戦を中心とした展開となっています。

 予算委員会に出席しても、与党の自民党がいかに巨大勢力であるかを実感します。第一委員室のまん中にある委員長席から野党側にまで大きくはみ出してきているからです。
 さらに、理事会にもそれがあらわれています。予算委員会の理事は9人ですが、そのうち自民党6人、公明党1人、あわせて与党は7人もいます。
 これに対して、野党の理事は民主党の2人しかいません。日本共産党は、オブザーバーとしての参加です。そのオブザーバーには自動的になれないのです。他党の理事の「了解」があってはじめて認められます。2003年11月の総選挙で、日本共産党は20人から9人に減ってしまい、予算委員会の初回の理事会に入れてもらえませんでした。そのため、他党の筆頭理事を必死に説得して、理事会への参加を認めてもらったのです。この点では、たいへん苦労しました。
 いま衆院予算委員会には、日本共産党が1人、社民党1人、国民新党1人等の委員がいます。ですから私は、理事会で「委員会に議席があるのだから、これらの会派にもオブザーバーとしての参加を認めるべきだ」と主張しました。
 各会派の主義主張は違うのは当然ですが、議会運営については平等・公平な参加が望ましいからです。しかし与党は、「これまでの慣例に従ってオブサーバーは日本共産党だけ」と言って他の少数会派は認めないのです。残念です。
 これでは、自民党が「改革」といっても、実態がともなわないではありませんか。

 最近、自民党は「改革」を乱発していますが、国民にとっては「悪い改革」も「良い改革」もあります。ひとつひとつを、きちんと見極めなければなりません。
 武部自民党幹事長は、代表質問で「役人天国推進勢力と決別した」「既得権を剥奪し、官の無駄を徹底的になくす」と言いました。この言葉は、何となく「そうかな」と思わせるものがあります。
 しかし、郵政民営化も、社会保障予算の削減も、庶民増税も、自民党がやることは何でも「改革」という言葉で正当化する。どうも、そんな感じなのです。まさに「言葉の乱用」です。
 改革というなら、たとえば「政官業ゆ着」の打破こそ、大事な改革ではないでしょうか。「企業団体献金の禁止」、少なくとも「国民の税金を使って仕事をする会社からの献金の禁止」ぐらいはやるべきではないでしょうか。しかし小泉総理は、そこにはまったく踏み出そうとしておりません。やるべきことは、まったくやっていないのです。
 「改革」という言葉の魔術にまどわされてはなりません。

◇◆"連日、本人がつづる"今週の「奮戦記」◆◇

 ●イギリス国民の過半数がイラクからの撤退を希望!
                        (「奮戦記」9月27日付より)

 「しんぶん赤旗」のイギリス特派員によりますと、ガーディアン紙(26日付)の「世論調査」で、イギリス国民の過半数が、政府によるイギリス軍のイラクからの撤退期限の明示と早期撤退を希望していることが明らかになりました。
 ブレア首相は、「イラク政府が望む限り駐留する」と述べ、撤退期限を明示しない方針を表明しています。しかし、51%の国民が、イラクの治安状況にかかわらず政府が軍撤退の計画を策定することを希望。首相の主張を支持する人は41%にとどまっています。
 アメリカの首都ワシントンでは、24日、駐留軍の即時撤退を求める集会とデモがおこなわれ、30万人以上の参加者が「戦争をやめよ」「兵士を帰せ」の声をあげました。
 デモは、イギリスの首都ロンドンや韓国の首都ソウルでも行われ、参加者は「ブッシュ(米大統領)、ブレア(英首相)は辞任せよ」「駐留軍の即時撤退を」と要求しました。
 イラクに派兵されている自衛隊は、現地の治安悪化で深刻なゆきづまりに直面しています。小泉首相は、「現地の状況をよく見極めた上で判断する」としか言いません。
 不測の事態が起こったら取り返しがつきません。――いますぐ自衛隊を撤退させるべきです。

 ≪毎日の奮戦記はこちらから≫
  【2005.09.30】●予算委が開かれ志位さんが庶民増税反対の論戦
   → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050930-174841.html
  【2005.09.29】●明日から予算委、さらに郵政特と本格的な論戦開始
   → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050929-212152.html
  【2005.09.28】●衆院本会議で各党の代表質問がおこなわれました
   → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050928-202246.html
  【2005.09.27】●イギリス国民の過半数がイラクからの撤退を希望!
   → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050927-184608.html
  【2005.09.26】●小泉総理の「所信表明」演説がおこなわれました
   → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050926-223822.html
  【2005.09.25】●「爆笑問題&センセイ教えて下さい!!」に出演しました
   → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050925-185250.html
  【2005.09.24】●米国で「兵士を今すぐ帰せ」の声、かつてなく高まる
   → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050924-204214.html

◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
  → http://www.sasaki-kensho.jp/mm/article/back_index.html

◎「憲昭eたより」の次号は、10月7日(金)発行予定です。

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