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　 日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
　*--*--*--*　憲 昭 ｅ た よ り　*--*--*--*　2007/4/20　第208号
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◇◆今週の憲昭さん◆◇

　メルマガ読者の皆さん、こんばんは。佐々木憲昭です。
　統一地方選挙の投票日が、明後日にせまりました。――今日、私は、急きょ国会から東京都千代田区の応援に駆けつけました。明日は、愛知県豊橋市で、終日、党の候補を応援する予定です。
　今日の夕方、靖国神社近くで党候補の応援に駆けつけたとき、「大変なことがあったんです！」というのです。聞いてみると、「昼ごろ、事務所前にとめてあった候補者カーの4つのタイヤが、ナイフによって刺されて壊された」というのです。犯人を取り押さえようとしたが、逃げられたそうです。驚きました。
　このところ、長崎市長射殺事件、東京都町田市の立てこもり事件などが相次ぎ、銃による犯行が繰り返されています。十分、注意しなければなりません。

　さて、今日の国会議事堂には、地元に戻っているためか、議員の姿がほとんどなく閑散としていました。
　しかし、衆議院の第1委員室では教育再生特別委員会が開かれており、今日も、熱い議論がたたかわされています。日本共産党から石井郁子副委員長が質問に立ちました。その様子は、ＮＨＫテレビでも放送されました。
　私は、第1委員室にいって、質疑を傍聴し声援を送りました。「そうだ！」「質問に答えてない」などと大きな声を出すと、自民党の理事が傍聴席の前を通りながら、冗談交じりに「相変わらず声が大きいな」などと言ってました。

　自民党の理事を見ていると、前・元文科大臣がずらりとそろっています。それだけ、安倍内閣が力こぶを入れているということでしょうが、そのうちのひとり、中山議員の今朝の質問はひどかったですね。従軍慰安婦問題で、女性に対する強制はなく自発的に行ったかのように延々と発言してました。――歴史の歯車を、ギリギリと後ろに回すような危険な雰囲気を感じ、腹が立ってきました。

　それにしても、このところ自民・公明＝与党の議会運営のやり方は強引です。――教育関連法案については、文教科学委員会で質疑をすればいいのに、わざわざ教育再生特別委員会をつくる提案をしただけでなく、与党が強引に押し通しました。
　昨日（19日）は、法務委員会で少年法改正案が、突然、強行採決されました。先週は、改憲手続法案と米軍再編法案が強行採決されました。多数を占めているからといって、ほんとうに乱暴です。言論の府である国会を壊すようなやり方は、許すわけにいきません。

　私は今週、火曜日（17日）と水曜日（18日）に、連続的に3回質問しました。……火曜日には、財務金融委員会で日銀の福井総裁に質問。水曜日には、内閣・財金合同審査会と内閣委で質問しました（その内容は、奮戦記をご覧下さい）。――そのテーマは、景気と雇用、米軍のグアム移転費用の負担、政府系金融機関の中小企業への融資問題等々、多岐に渡っています。
　ひとつひとつの質疑を通じ、庶民の暮らしと営業をしっかり守る。……今後とも、この原点を貫いていく決意です。

◇◆"連日、本人がつづる"今週の「奮戦記」◆◇

　●改憲手続法案――保岡元法相の参院軽視発言に批判
　　　　　　　　（4月16日付「奮戦記」より）

　衆議院で、与党が強行採決して参議院に送った改憲手続法案が、参議院本会議で審議入りし、日本共産党から市田忠義書記局長が質問に立ちました。
　そのさい、民主党の質問に答えた自民党の保岡興治元法相がこのように答弁しました。「参院ではゼロから議論を始めるのではなく、足らざるところを集中的に審議されるものと思う」と。……この発言に、「参院の独自性」を主張してきた参院の与野党から「参院軽視だ！」と、厳しい反発の声があがりました。
　改憲手続き法案については、安倍首相が「この国会での成立」を明言し与党に号令をかけていました。そのため、保岡議員があのような発言をしたのでしょう。本音があらわれたというべきです。

≪毎日の奮戦記はこちらから≫
【2007.04.20】●中小企業が困っているときに融資できるような制度を
　→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/070420-152742.html
【2007.04.19】●４つの政府系金融機関の役員４２人中２２人が天下り
　→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/070419-211623.html
【2007.04.18】●内閣・財金の連合審査と内閣委で、２回質問しました
　→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/070418-193541.html
【2007.04.17】●長崎市長銃撃される―暴力での言論封じは許せない！
　→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/070417-210220.html
【2007.04.16】●改憲手続法案―保岡元法相の参院軽視発言に批判
　→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/070416-213916.html
【2007.04.15】●地方選後半戦告の告示、四日市と岐阜の候補を応援
　→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/070415-210351.html
【2007.04.14】●明日立候補する予定の大学時代の友人を応援しました
　→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/070414-200358.html

◎「憲昭ｅたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
　→ http://www.sasaki-kensho.jp/mm/article/back_index.html

◎「憲昭ｅたより」の次号は、4月27日(金)発行予定です。

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