アドレス(URL)を変更していますのでブックマークされている方は変更してください。
<< ホームへ戻る

メールマガジンバックナンバー

第214号☆6月1日 今週も怒濤の1週間でした

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
 *--*--*--* 憲 昭 e た よ り *--*--*--* 2007/6/1 第214号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇◆今週の憲昭さん◆◇

 メルマガ読者の皆さん、こんばんは。佐々木憲昭です。

 いよいよ今日から6月、衣替えです。国会議事堂のなかに、クールビズが増えました。でも、閣僚がいっせいに“かりゆしウエア”というのは、どうもいただけませんね。……沖縄出身の赤嶺政賢衆議院議員は、「閣僚が“かりゆしウエア”を着るなら、私は絶対に着ない」と言ってました。

 さて今週も、それこそ怒濤の1週間でした。
 月曜日に、私は、消費税・庶民増税阻止闘争本部の会議に出席のため、国会を出て党本部に着きました。そのとき、松岡大臣が自殺したという衝撃的なニュースを聞いたのです。……ほんとうに驚きました。

 衆院で予算委員会が開かれているとき、私は予算委の理事会にも出席します。松岡氏とは、その理事会で、昨年1月から3月まで毎日のように顔を合わせ、激論を交わす仲でもありました。ざっくばらんで、自信に満ちた話をするタイプの方でしたので、みずから命を絶つなど、とうてい思いもよりませんでした。
 安倍内閣の一員として、真相を語らず大臣の椅子に座り続ける。……このことが、かえって本人追い込むことになったのかもしれません。心からご冥福をお祈りいたします。

 与党による強引な国会運営が、今週も続きました。
 特に、厚生労働委員会では強行採決に次ぐ強行採決がおこなわれて、本会議に上程したのが、社会保険庁解体・民営化法案と時効特例法案でした。――そのやり方に抗議の意思を明らかにするため、野党側は、法案処理の前に、議運委員長解任決議案、厚労委員長解任決議案、厚労大臣不信任案などなど次々と出したのです。これらを、全部一度に出すと一括して短時間で否決されてしまいます。
 そのため、野党側がバラバラに決議案を提出するという作戦を組んだのです。しかも起立採決ではなく、壇上に置かれた投票箱に札を入れる投票方法で投票する“堂々巡り”をもとめる。そのうえ、提案理由説明に時間制限がないことを利用して2時間以上も演説する。こうしたやり方に、日本共産党がかならずしも同調したわけではありませんが……。
 こうして衆院の本会議は、昨日の14時半から議院運営委員長解任決議案、17時15分から厚生労働委員長解任決議、20時15分から柳澤厚生労働大臣不信任案、延会手続き後、0時10分から厚生労働大臣不信任案のつづきと議了案件4件。結果、今日の午前1時半頃まで、延々と続くことになったのです。いやはや、くたびれました。
 しかも、柳澤厚生労働大臣不信任案の提案理由説明を民主党が行っている最中に、倫理選挙特別委員会の自民党理事と民主党理事が、今日の午後、委員会を開くことを決めてしまったのです。眠い目をこすりながら、今日は、倫理選挙特別委員会で質問しました。その詳しい内容は、「奮戦記」をご覧下さい。

 ――こうしているうちに、刻一刻と参議院選挙が近づいてきます。こんどこそ、何としても前進を勝ち取らなければなりません。

◇◆"連日、本人がつづる"今週の「奮戦記」◆◇

 ●政党助成金―65億円も貯め込んだ各党は、国庫に返還せよ
               (6月1日付「奮戦記」より)

 衆議院倫理選挙特別委員会が開かれ、私も質問しました。質問したテーマは、税金を山分けしている政党助成金を、日本共産党以外の各党がその一部をため込んでいる問題です。
 総務省の久元選挙部長は、こう言いました。――1995年の交付開始から今年4月20日時点までで、各党に配分された政党助成金の総額が、3840億円にのぼり、各党が「基金」としてため込んでいる金額は、本部・支部あわせて65億1000万円(2005年分)だと。私は、総務大臣が使い残した政党助成金の返還を命じることができるとする政党助成法上の規程を示し、次のように言いました。
 ――「使い残したら、国庫に返すのが当たり前だ。国民には定率減税の廃止などで負担を押しつけながら、わが党を除く各党は毎年約300億円もの政党助成金を受け取り、65億円もため込んでいる。これでは国民は納得しない。返還を命じるべきだ」。
 これにたいして、菅総務大臣は「積み残しは法的に可能だ。それぞれの政党の判断だ」と拒否しました。
 私は、5月31日に経済同友会が政党助成金の増額を求める提言を出したことを批判しました。法制定の過程で、助成金総額の計算基準が、国民1人当たり335円から250円に引き上げられた経緯を紹介し、「『政党が過度に国家に依存しない』ために減額されたものだ。同友会の提言は法の趣旨から逆行している」と批判しました。

≪毎日の奮戦記はこちらから≫
【2007.06.01】●政党助成金―65億円も貯め込んだ各党は返還せよ
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/070601-195547.html
【2007.05.31】●消えた年金解決のメドも方途も示さず与党が採決強行
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/070601-074227.html
【2007.05.30】●自民・公明が厚労委で年金特例法案を即日強行採決!
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/070530-195332.html
【2007.05.29】●医師・看護師不足を解消し、地域医療を確保する請願
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/070529-214345.html
【2007.05.28】●松岡農相自殺で政界に衝撃!難病総合対策の請願
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/070528-221511.html
【2007.05.27】●「緑資源機構」の官製談合で明るみに出た利権構造
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/070527-203008.html
【2007.05.26】●5000万件の年金記録ミスの解決示さず強行採決!
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/070526-232328.html

◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
 → http://www.sasaki-kensho.jp/mm/article/back_index.html

◎「憲昭eたより」の次号は、6月8日(金)発行予定です。

───────────────────────────────
【憲昭eたより】
▼このメールマガジンは、アドレスを登録していただいた方、佐々木
憲昭のホームページにご意見をお寄せいただいた方に配信しています。
▼配信中止・メールアドレスの変更はこちらからお願いします。
 → http://www.sasaki-kensho.jp/mm/index.html
▼ご意見・ご感想は[[email protected]]までお寄せ下さい。
発行:日本共産党衆議院議員 佐々木憲昭事務所
〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1 衆議院第1議員会館730号室
      TEL:03-3508-3730  FAX:03-3508-7280
   佐々木憲昭WebSite: http://www.sasaki-kensho.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Share (facebook)

このページの先頭にもどる