アドレス(URL)を変更していますのでブックマークされている方は変更してください。
<< ホームへ戻る

メールマガジンバックナンバー

第468号☆5月6日 明日から、いよいよ社会保障・税一体改革」の質疑に…

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
*--*--*--* 憲 昭 e た よ り *--*--*--* 2012/5/6 第468号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ◇◆本人がつづる今週の一言◆◇

 メルマガ読者の皆さん、こんばんは。佐々木憲昭です。
 連休も今日で終わり。この間、天候が不順で晴れの日は少なく感じましたね。今日は、竜巻の被害も報道されています。被害に遭われた方々に対して、心からお見舞い申し上げます。
 明日から「仕事が待ってる」という方が多いのではないでしょうか。
 国会も、いよいよ消費税増税を柱とする「社会保障・税一体改革」の質疑に入ることになります。――まずは、本会議での質疑です。5月8日(火)は、年金関連法案の趣旨説明と質疑が行われます。10日(木)は子育て関連法案についての趣旨説明と質疑です。この2回の質疑には、日本共産党から高橋千鶴子議員が質問にたちます。そして、11日(金)は、消費税関連法案です。この質疑には私が立つことになっています。こうして今週は、本会議での質疑が中心になります。
 これが終わると、次の週の5月16日(水)から、社会保障・税特別委員会に舞台が移り、一問一答の質疑が始まります。最初の2日間(16〜17日)は、総括質疑が行われる予定で、これには私が質問に立つこと(17日)になっています。この質疑は、NHKでも中継が行われる予定です。

 それにしても、野田総理の消費税増税に「命をかける」という姿勢は、あまりにも異様です。もともと、民主党は前回の総選挙で「4年間は消費税を上げない」と公約していたのですから。――「4年間は上げない」というのは、「4年間は増税法案を提案しない」という意味も含むものでした。だからこそ、国税法附則104条の「平成23年度まで(2012年3月まで)に必要な法制上の措置を講ずる」という条文、つまり消費税法案を提案するという条文は、民主党の方針と「矛盾している」から「修正」「撤回」すると、しばしば言明していたのです。
 ところがその後、「4年間は上げない」という約束を「4年間は法案を提案しない」という意味ではなく、「4年間は増税を実行しない」意味だとすり替えてしまったのです。これは、明らかに国民だましであり明確な公約違反です。
 野田総理は、解散・総選挙についても「信を問うのは、増税法案を提出するときではない、法案を通した上で消費税増税を実施する前だ」と言いかえました。そんな言い方は、民主党のマニフェストにも、総選挙のときの党幹部の発言のどこにもありません。これほど重大な消費税増税法案を出すなら、その前に「この法案でよいでしょうか」と国民に問うのが、議会制民主主義の常道というものです。

 異常なのは、野田内閣だけではありません。自民党の動きがどうも怪しい。……最近は、自民党が消費税と社会保障について「独自の対案」を出して、野田内閣を揺さぶると報道されています。しかし、その内容は「消費税を一度に10%に引き上げる」とか「社会保障を改革する案」だと言います。これでは、野田内閣とほとんど変わりありません。
 これは、民主党・野田政権が「丸呑み」しやすい内容です。そうなると、きわめて危険です。

 だからこそ、国民の世論と運動、それと連携した国会論戦がいよいよ大事になってきます。私も、全力をあげ悪法阻止のため頑張ります。

 ◇◆今週の「奮戦記」より◆◇

 全原発停止――再稼働許さず原発ゼロをめざすたたかいを
                    (「奮戦記」12.05.06より)

 北海道電力泊原発3号機(泊村)が昨夜、定期検査のため運転を停止し、国内にある50基のすべての原発が止まりました。国内の全原発が止まるのは、1970年4月に東海原発と同社の敦賀原発1号機(福井県敦賀市)の2基が同時に停止して以来42年ぶりのことです。
 「再稼働を許すな」「原発ゼロ」を求める世論と運動の反映であり、大きな成果です。この背景には、東京電力福島第1原発事故による国民の原発に対する不安、政府や電力会社などへの不信の高まりがあります。
 政府は、財界の圧力に屈し電力会社の報告をうのみにした「電力不足」を口実に、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働を急いでいます。
 福島第1原発の事故原因の究明も終わっておらず、政府が導入したストレステスト(耐性試験)は欠陥が明らかになり、事故が起きた時の住民避難計画は整備されておらず、まともな規制機関もないなど、重大な問題が次々と明らかになっています。「原発ゼロ」の日本をめざして、全力をあげなければなりません。

≪日々の奮戦記はこちらから≫
【12.05.06】全原発停止---再稼働許さず原発ゼロをめざすたたかいを
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/120506-104534.html
【12.05.03】今日、憲法施行65周年記念日――憲法を生かそう
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/120503-101636.html
【12.05.01】第83回メーデー万歳!
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/120501-090855.html
【12.04.29】四県業者後援会で交流会、岐阜県各務ヶ原市で「提言」懇談会
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/120429-174119.html
【12.04.26】「きょうされん」から障害者支援について要請
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/120426-141715.html
【12.04.26】議員歳費削減法案に対する意見表明
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/120426-135944.html
【12.04.26】社会保障・税一体改革に関する特別委の設置に反対
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/120426-134431.html

◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
 → http://www.sasaki-kensho.jp/magazine/

───────────────────────────────
【憲昭eたより】
▼このメールマガジンは、アドレスを登録していただいた方、佐々木
憲昭のホームページにご意見をお寄せいただいた方に配信しています。
▼配信中止・メールアドレスの変更はこちらからお願いします。
 → http://www.sasaki-kensho.jp/mm/
▼ご意見・ご感想は[[email protected]]までお寄せ下さい。
発行:日本共産党衆議院議員 佐々木憲昭事務所
〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1 衆議院第1議員会館1106号室
      TEL:03-3508-3730  FAX:03-3508-7280
   佐々木憲昭WebSite: http://www.sasaki-kensho.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Share (facebook)

このページの先頭にもどる