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メールマガジンバックナンバー

第485号☆9月16日 相変わらず2大政党の党首選ばかり…

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  日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
*--*--*--* 憲 昭 e た よ り *--*--*--* 2012/9/16 第485号
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 ◇◆本人がつづる今週の一言◆◇

 メルマガ読者の皆さん、こんばんは。佐々木憲昭です。

 いつまでたっても、残暑が終わらないですね。体力消耗です。
 昨日、気象庁が発表した1カ月予報によると、残暑はあと1週間程度で収まるとのことです。同時に「暑さの出口は見えたが、油断は禁物」と、熱中症への警戒を呼びかけています。猛威をふるう台風16号が通過した後、日本付近に張り出していた太平洋高気圧が南東の海上に後退したら、数日の周期で雨や晴れとなる「本格的な秋が訪れる」と予想されています。――ともかく、期待しましょう。

 政界の報道は、相変わらず2大政党の党首選ばかりです。しかし、民主党の4人の党首候補、自民党の5人の党首候補の主張には、どれほどの違いがあるでしょうか。ほとんど、違いはありません。“俺が俺が”の声色が違うだけです。
 たとえば、消費税大増税を強行した密室談合の民・自・公の「3党合意」について、各候補は次のように述べているのです。

 民主党の4人の候補者は……。
 ●野田佳彦・総理――「3党合意をお互いに尊重しながら知恵を出していく」。
 ●赤松広隆・元農林水産大臣――「3党合意は、当然、誰が代表になっても継承されていく」。
 ●原口一博・元総務大臣――「3党合意を政党として決定したことは重い」。
 ●鹿野道彦・前農林水産大臣――「3党合意は、まさしく公党間の約束なので、順守していかなければならない」。
 自民党の5人の候補者は……。
 ●安倍晋三・元総理――「3党合意は維持する」。
 ●石破茂・前政務調査会長――「合意した意味は大きい」。
 ●町村信孝・元官房長官――「合意の維持は当然だ」「消費税率の引き上げは不可欠」。
 ●石原伸晃・幹事長――「3党が合意したところに意味がある」。
 ●林芳正・政務調査会長代理――「党の正式決定を引き継ぐのは当然」。

 このように見てくると、2大政党はまさに「一体化」しており、ほとんど差異があません。過半数にのぼる「増税反対」の国民の意志とは、完全に逆の方向を向いていることだけは明らかです。民意に背く政治には、近づく解散・総選挙で、厳しい審判をくださなければなりません。

 ◇◆今週の「奮戦記」より◆◇

 検数労連第44回定期全国大会で挨拶
                (「奮戦記」12.09.13より)

 検数労連第44回定期全国大会で、日本共産党を代表して連帯の挨拶をおこないました。検数労連は、検数事業で働く労働者を組織しています。検数事業とは、輸出入貨物の数量や状態を水際で点検し、商品の受け渡しが正確に行われたかを、売り手と買い手に代わって第3者の立場で確認し証明する仕事です。
 日本では、全日検と日本貨物検数協会の2つの検査機関(一般社団法人)があります。検数労連は、貿易の公正と安全を守る専門的仕事に、誇りをもって携わっています。関連する職場で働くすべての労働者を対象に、人間らしい働き方を求め、生活と権利を守り、雇用の安定、賃金の改善のためにたたかっています。さらに、国民生活の擁護、平和と民主主義などの諸課題のために奮闘しています。
 私は、激動する国政の動きを報告し、野田内閣が進める消費税大増税、TPP参加、オスプレイの配備・訓練、普天間基地の辺野古移転などに対し、阻止のため、ともにたたかう決意を表明しました。

≪日々の奮戦記はこちらから≫
【12.09.15】金融労連第7回定期全国大会で連帯の挨拶
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/120915-201252.html
【12.09.14】民主・自民の党首選――全候補が消費税大増税の推進派
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/120914-093421.html
【12.09.13】検数労連第44回定期全国大会で挨拶
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/120913-092010.html

◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
 → http://www.sasaki-kensho.jp/magazine/

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