奮戦記
【07.09.13】総理・総裁をすげ替えても自民党の基本路線は変わらない!?
所信表明演説をおこなった直後、総理大臣の職を投げ出した安倍さんに替わって、誰が総裁に選出されるのか。
自民党の内部が騒然としています。麻生幹事長? 福田元官房長官? それとも……。
今日、伝えられた自民党国対からの情報によると、総裁選挙は「14日告示−23日投開票」となるそうです。
国会を召集していながら、このような事態(いわゆる政治の空白)を招いているのは、自民党政治全体が末期的状況に陥っていることを示すものです。
◆貧困と格差を広げた弱肉強食の「構造改革」路線の行き詰まり。
◆「戦後レジームからの脱却」を掲げて憲法改定を押しつけようとする路線の行き詰まり。
◆アメリカの言われるままに海外での報復戦争を支援する対米一辺倒の外交の行き詰まり。
……根本には、このような路線上の行き詰まりがあります。新しい総裁が選ばれても、多少の微調整はあっても、この基本路線を根本的に変えることはできないでしょう。
いま求められているのは、これを大もとから打開する政治です。私たちは、この自民党政治を抜本的に転換するため力を尽くします。
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