奮戦記
【07.09.30】「きちんと説明を」という福田首相自身は説明をしているか?
福田首相は、政治とカネに関して、疑惑を指摘されたら「きちんと説明を」と繰り返しています。
最近も、政治資金収支報告書を訂正した石破茂防衛大臣と、国の公共工事を受注している企業から衆院選時に政党支部が寄付を受けていた渡海紀三朗文部科学大臣にたいして、「きちんと、正直に説明しなさい」などと指示したそうです
それなら、福田さん自身はどうでしょう。
福田総理の事務所による領収書変造問題で、きちんと説明しているでしょうか。
変造されたと思われる領収書の合計金額が選挙中も含めて1000万円を超えているのです。
これは、政治資金規正法違反ではないという言い訳は通用しない金額ですね。
しかも、国税局元職員が代理人として会計処理をやっているそうです。
それだけではありません。
2003、05年の衆院選の公示日前後に国と清掃作業の契約を結んでいた群馬県内の清掃業者から計200万円の寄付を受けていました。
公職選挙法では、国と請負契約を結んでいる当事者から国政選挙に関して寄付を受けることを禁じています。
これにたいしても「汗顔の至り」というだけで、納得できる「説明」はありませんね。
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