昨日の夕方、「改憲原案」の審査権をもつ憲法審査会の規程づくりについて協議するため、来週の月曜日（９日）の午後、議院運営委員会の両院合同代表者会議を開くことが、伝えられました。
　改憲につながる重大な動きです。
　憲法審査会を始動させるには、委員数や運営方法などを定めた「規程」策定が必要ですが、その規程はまだ策定されていません。
　代表者会議の開催は、両院の議運委員長と自民・民主両党の同委筆頭理事が了解して決定したとされます。

　昨日の衆院議運理事会では、代表者会議の開催については、まったく議題になりませんでした。
　私たちは、これまで、代表者会議での規程づくり協議は筋違いであり、「国民は改憲を求めていない」と強く反対してきました。
　笹川衆院議運委員長も、代表者会議に「規程」の問題を「持ち出すことはしない」と言っていました。
　政府からの同意人事の受け皿のための便宜的な機関としてつくられた代表者会議を、人事の議題もないのに突然開催し、憲法審査会の規定作りに利用することは、許すことができません。

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