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奮戦記

【08.06.10】憲法審査会の規程づくりは進展せず――議運委理事会で報告

   昨日開かれた衆参両院議運委合同代表者会議について、今日の衆議院議院運営委員会の理事会にたいして、与野党筆頭理事と笹川議運委員長から報告がありました。

 代表者会議では、憲法審査会の委員数や議事手続きを定める「審査会規程」制定について意見交換しましたが、「進展」はなかったということです。
 与党筆頭(自民党)は、次のように言いました。
 ――「代表者会議は、本来、国会同意人事についておこなわれるものだ。公明、共産、社民、国新の代表は参加していないが、参議院の西岡議運委員長から申し出があったので代表者会議を開いた。法律で決められていながら審査会が設置れていないのは問題だ。今後、各党が参加できる場で決めるようにしたい」と。

   笹川議運委員長は、こう言いました。

 ――「たまたま、西岡委員長から話があったので開いた。ほんらい各党の国対や衆参それぞれ議運理事会で決めるものだ。今度できないと、いつできるか分からないが、今後、衆院の議運としても責任を果たしていきたい」。

 報道によると、改憲派とも言われる西岡参院議運委員長(民主)は、制定の必要性を認めながらも、野党各党の主張に配慮し今国会の制定は見送るよう求めたそうです。
 この結果、「憲法審査会」は今国会では始動しないことになり、論議は今秋の臨時国会に持ち越されることになりました。

安永健太さんの死亡事件を考える会から要請を受けました

   「安永健太さんの死亡事件を考える会」から、要請を受けました。

 昨年9月25日、5人もの警察官から取り押さえられるなかで、25歳の知的障害を持った青年、安永健太さんが亡くなりました。
 たいへん不明な点が多く、謎だらけです。安永さんの身体には、数多くの傷跡が残されていました。
 警察官による暴行があったという証言が複数あっても、警察側は「取り押さえに問題はなかった」の一点張りです。
 真相究明がすすまないなか、遺族が警察官数名を刑事告訴しましたが、佐賀地検が出した答えは「不起訴処分」でした。
 「考える会」の皆さんは、遺族とともに事件の真相究明を支援し、障害者の生きる権利を守っていくことを活動の目的としています。

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