奮戦記
【08.11.17】上田耕一郎さん(日本共産党元副委員長)の「お別れの会」
先月30日に亡くなられた日本共産党元副委員長・元参院議員の上田耕一郎さんの「お別れの会」が、今日午後2時から、東京都新宿区の千日谷会堂で、しめやかにおこなわれ、参議院の江田五月議長をはじめ、各界から多数の弔問をいただきました。
私が1973年に27歳で党本部の政策委員会に勤務しはじめたとき、上田さんは、党の政策委員長を務めており、そのときの経済政策委員長は工藤晃さんでした。
上田さんは、第12回党大会(73年)で、「民主連合政府綱領についての日本共産党の提案」の報告をおこないました。
私が政策委員会に勤務して最初の仕事は、民主連合政府綱領提案の作成作業を手伝うことでした。たいへん懐かしく思い出されます。
上田さんは、当時『先進国革命論』など緻密な理論研究をすすめる一方、豪放磊落な性格で、私たちのような新米のメンバーにも平等に接し、自由な発想の政策活動を励ましてくれました。
74年から24年間の参院議員生活においては、常に論戦の第一線に立ち、田中角栄元首相の金脈問題をはじめ、ロッキード事件で中曽根康弘元首相、リクルート事件で宮沢喜一元蔵相を厳しく追及したことは有名です。
私たちは、上田さんの議員活動を手本とし、少しでも近づくことができればと思いながら活動しております。
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