奮戦記
【09.12.17】第5回日中議会交流(4)─上海日本商工クラブ、リニアモーターカー。帰国
朝8時から、上海日本商工クラブとの朝食・懇談会がおこなわれました。
日本から上海に進出している日系企業は7000〜8000社あり、そのうり2300社が加入している団体が、上海日本商工クラブです。その代表の方々8人から実情を聞きました。
進出企業は、日本から輸入して中国で加工しそれを輸出するというパターンが多かったが、いまは中国の内需拡大に沿って展開するように変わってきたとの説明がありました。
ギョウザ事件等で日本からの観光客が落ち込んでいたが、これからの回復を期待しているとのお話もありました。中国の観光客は7000万人で、そのうち外国人が350万人。日本から100万人を見込んでいるそうです。
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リニアモーターカーに乗車し時速430キロを体験
概要の説明を受けました。「上海磁浮列車」といわれており、上海磁浮交通発展有限公司が運営しています。上海市内と浦東空港間を結んでいます。
飛行機並みに速い430キロを体験しましたが、かなり揺れます。また、軌道の回りには民家があり「騒音公害」もあります。
電磁波の人体への影響など、まだまだ解決しなければならない多くの課題を抱えています。私としては、新幹線のほうが安心感があります。
上海の龍陽路駅からリニアモーターカーに乗車して浦東空港まで行き、そこから関西空港に行く数人の議員は降車しました。
私たちは、ふたたび龍陽路駅に戻り、虹橋空港から羽田空港に向かいました。上海から約2時間半で羽田に戻りました。──かなり近いですね。
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