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メールマガジンバックナンバー

第28号☆1月30日 許せない!イラク派兵強行採決!

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  日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
.*:・'★==憲 昭 e た よ り==★.:*・'  2004/1/30 第28号
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◇◆今週の一言◆◇

 メルマガ読者の皆さん、こんばんは。秘書の山本です。
 今週は憲昭さんの質問が4回ありましたし、皆さんにお書きしたことが、た〜くさんあるのですが、やっぱり、今日の「イラク派兵承認」の強行採決をご報告した方がいいですよね。実はまだ、たたかいの真っ只中なので、これを書いている途中にも、いろんな事がおこってくるかもしれません。今日は、私がその場で見た強行採決の瞬間をお書きしましょう。

 今日は、朝から波乱含みの様相でした。なんだか、衆議院の中が、ソワソワ、ザワザワといった感じです。何かが起こりそうという雰囲気が満ち満ちています。朝から、「国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会」という長〜い名前の、いわゆる「イラク特」が行われていました。

 小泉内閣のいい加減な答弁で、委員会は始まってもすぐに止まってしまうのですが、与党側は、どうやら今日中に「承認案件」を通してしまいたいという情報が入ってきました。
 早速、カメラをもって、イラク特が行われている第1委員会室に駆けつけました。秘書といえども、カメラ撮影には、毎回、委員長の許可が必要です。委員会室の中は異様〜な雰囲気で、委員部といわれる委員会の運営を取り仕切っている人たちも、落ち着きがなく、許可を出すのに戸惑っているようです。いつも、大きな一眼レフのデジカメを抱えて、私がカシャカシャ撮っていると、赤旗のカメラマンさんから「こっちの方がアングルがよく撮れるよ」と教えてもらったりして、徐々に使える写真を撮れるようになりました。その写真は奮戦記に活用してもらっています。

 さて、許可をもらって、撮影ができる傍聴席に向かいます。撮影の傍聴席は、2階席になります。秘書は、後ろの方でしか撮影を許可されませんが、今日はマスコミ席も目一杯いますし、傍聴人の方々もたくさんですから、私が撮影できそうな場所は、NHKの中継用の大きなテレビカメラの後ろしか空いていません。台の上によじ登って、大きなカメラと天井の隙間にカメラを突っ込んで、不安定な姿勢の中、撮り続けていました。

 傍聴席に、マスコミが続々と駆けつけていることからしても、今日何かが起こるといった雰囲気がありありなのですが、委員会室では、野党議員が質問している最中にも、イラク特の委員会室に続々と与野党の議員が詰めかけてきます。

 これは、強行採決が行われてしまう!

 それなのに…それなのに…
 なんと、カメラの電池が切れそう。ひゃ〜。

 今日の朝から、カメラを使いすぎてしまいました。とりあえず、ちょっとでも電池の残量を減らさないように、一番のヤマ場を撮るため、それまでは電源をOFFにすることにして…。

 最後に与党の委員が質問をはじめました。いかにも筋書き通りの淡々とした質問です。野党側から「良心に恥じることはないか!」とのヤジが飛びます。

 そして、とうとう「委員長〜、…(騒然として聴き取れません)…打ち切りの動議を…」の声がかかると同時に、わーっと与党の議員たちが委員長席の周りに集まってきます。野党の委員は委員長席に近づくこともできないようです。与党委員と野党委員が文字どおり、ぶつかり合っています。まるでプロ野球でみる「乱闘」のようです。

 こんなひどい強行採決はみた事ない…。

 怒号とヤジとで騒然とし、グーで殴り合っている議員を周りの人が引きはなそうとしています。それを横目に、委員長が「……採決を行います……」と何度も繰り返し、その横にいる与党議員が「はい、立って」と合図を出しています。
 よし、ここがシャッターチャンスと、残り少ない電池を酷使して数枚の写真を撮りました。(渾身の写真は、30日の奮戦記をご覧ください)

 さて、ここまでが私がこの目で見た強行採決なのですが、このメルマガの原稿を書いている最中に、予算委員会、財務金融委員会でも強行採決が行われ、日をまたいで本会議でも強行採決されようとしています。

 この強行採決で、イラク派兵の承認が与党単独で通りそうになっています。承認って、強行に通してしまって、いいものなのでしょうか。
 本当に、与党のやり方には腹が立ってしょうがありません。
 参議院の審議も残っています。まだまだ、たたかいは続きますが、今日も長い一日がようやく終わろうとしています。

◇◆"憲昭が直筆でつづる"今週の「奮戦記」◆◇

 【2004.01.29】●赤嶺議員が防衛庁の文書を暴露、イラク特が紛糾!
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040129-224514.html
 【2004.01.28】●防衛庁長官の「虚偽答弁」を追及、財金委でも質問
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040128-204740.html
 【2004.01.27】●予算委員会が紛糾し、政府が答弁を撤回しました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040127-211618.html
 【2004.01.26】●イラクに大量破壊兵器があるという戦争口実は崩壊した
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040126-210646.html
 【2004.01.25】●いまだ国会承認もなく、次々と自衛隊派兵を強行!
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040125-184709.html
 【2004.01.24】●静岡県の日本共産党地方議員会議で国政報告
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040124-194220.html
 【2004.01.23】●ムダと浪費の静岡空港建設はただちに中止すべきだ
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040123-220929.html

◇◆今週の政治経済キーワード=「2003年度補正予算」◆◇

  2003年度補正予算案は、現在国会で審議中ですが、その中心的内容はイラク
 「復興支援経済協力費」(1188億円)です。歳出・歳入補正(1505億円)後の
 追加財政需要1兆4221億円のうち、社会保障にかかる義務的経費や災害対策費を
 除いた最大の歳出がこのイラク「復興支援経済協力費」となっています。
 (続きはこちらから→ http://www.sasaki-kensho.jp/keyword/index.html )

◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
 → http://www.sasaki-kensho.jp/mm/article/back_index.html

◎「憲昭eたより」の次号は、2月6日(金)発行予定です。

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    佐々木憲昭WebSite: http://www.sasaki-kensho.jp
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