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メールマガジンバックナンバー

第29号☆10日から予算委で来年度予算の質疑開始!

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  日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
=.:.==.:.=憲 昭 e た よ り=.:.==.:.=  2004/2/6 第29号
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◇◆今週の一言〜「レクを受ける」とは?〜◆◇

 読者のみなさんこんばんは。秘書の池田です。きょう国会では、日本共産党が反対するなか、補正予算案とイラク派遣承認案件を9日に参議院の委員会と本会議で採決することが決められました。10日から論戦の舞台は再び衆議院に移り、予算委員会で来年度政府予算案の審議がはじまります。佐々木事務所のスタッフは、憲昭さんを中心に連日しゃかりきになって質問準備にとりくんでいます。

 きょうは、みなさんに質問準備の一端をご紹介します。

 質問準備で欠かせないのが、質問で取り上げる問題にかかわる国の施策について、所管省庁から聞き取りをすることです。国会用語で「レクを受ける」といいます。(「レク」とはレクチャーを縮めたものです。官僚上位のニュアンスがあって好きではありませんが、この言い方が通用しています。)「レク」をする目的は、施策の現状を正確に把握し、質問で追及すべき問題点を明確にすることです。

 しかし相手は霞ヶ関の官僚です。一筋縄ではいきません。「レク」にあたっては、事前に「こういう点について聞きたい」と通告をしておくのですが、レク当日に議員会館の事務所にやってきた官僚から話されるのは、たいてい簡単な制度の概要程度です。「え?それで終わり?」と思うほどです。そこで「この部分はどうなっているのか?」と質問をしていくと、やおら大きな鞄から用意していた資料を出してきて追加説明をはじめます。「資料があるなら最初から出せよ!」と思うのですが、官僚たちは、こちらが質問しなければ決して資料は出そうとしません。「レク」を受けるにも、事前によく準備し、追及点を整理しておかないと、官僚の通り一遍の説明を聞くだけで終わってしまいます。

 さらに実態を明らかにするために、資料の提出を官庁に要求することもあります。この要求資料がなかなか出てこないこともたびたびです。とくに、自分たちに都合の悪い資料ほどなかなか出そうとしません。何度も催促して、やっと質問前夜に、ときには当日の朝になって、求めていたものが出てくることもあります。

 委員会室で実際に議員が質問に立つ以前に、準備の段階で、すでに政府との攻防ははじまっているのです。

◇◆"憲昭が直筆でつづる"今週の「奮戦記」◆◇

 【2004.02.06】●首相も外相も長官も、「内部文書」を前提に発言!
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040206-193435.html
 【2004.02.05】●衆院予算委理事会が開かれ質疑日程を協議しました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040205-225936.html
 【2004.02.04】●石破防衛庁長官が「内部文書」の存在を事実上認める
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040204-185918.html
 【2004.02.03】●あやしいぞ!日本歯科医師連盟(日歯連)の政治献金
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040203-232142.html
 【2004.02.02】●国会は一日空転!年金・暮らしの請願デモを激励
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040202-194123.html
 【2004.02.01】●“ウソつきは派兵のはじまり”というのはホントです!
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040201-204535.html
 【2004.01.31】●イラク派兵承認案の強行採決は、国会機能の破壊!
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040131-191434.html
 【2004.01.30】●自民・公明のイラク派兵強行採決に断固抗議する!
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040130-221246.html

◇◆今週の政治経済キーワード=「イラク関連経費」◆◇

 小泉内閣は “イラク人道復興支援”の名のもと戦後初めて自衛隊を戦地に派兵しました。この自衛隊派兵費用をはじめイラク関連経費はいくらになり、どのように使われるのでしょうか。金額は、現在明らかになっているところで2069億円にもなります。その内訳は、大きく分けて自衛隊派兵に要する費用403億円、経済援助費用1666億円です。自衛隊派兵に要する経費は、自衛隊がイラクで使用する装備品の購入、事前の訓練、イラク活動手当、通信、糧食、燃料などに充てられます。
 (続きはこちらから→ http://www.sasaki-kensho.jp/keyword/index.html )

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◎「憲昭eたより」の次号は、2月13日(金)発行予定です。

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