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メールマガジンバックナンバー

第45号☆5月28日 あさって、名古屋市中村区と名東区で演説会です!

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  日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
゜*;・'゜★ 憲 昭 e た よ り ★:・'゜:*:・' 2004/5/28 第45号
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◇◆今週の一言◆◇

 メルマガ読者の皆さん、こんばんは。秘書の山本です。
 今週の憲昭さんは、2回の質問に立ちました。1回目は、26日水曜の財務金融委員会、2回目は、27日木曜の「国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道支援復興支援活動等に関する特別委員会」という長い名前の委員会です。

 今回のメルマガは、26日に質問した「障害者の銀行ATMの問題」について書くことにしましょう。

 3月下旬、視覚障害をお持ちの方々から要請を受けました。「銀行のATMに、音声による操作案内やテンキーがついた受話器式の機器をつけて欲しい」「残高や振込など預金の内容を、点字での書面や無料の電話案内をして欲しい」というものでした。
 4月13日、この方々と一緒に金融庁に要請に行きました。金融庁は「要請があったことは、全国銀行協会(全銀協)に伝えるが、各銀行の経営判断でやるべき」と、冷たい答え。現状がどうなっているのかさえ、わかっていないようでした。金融庁には「全銀行で視覚障害者対応のATMがどれだけあるのか調査してほしい」と要求して戻ってきました。

 その後、憲昭さんが「これは質問で取り上げるしかない」と話していたとき、タイミングよく、4月20日に全銀協会長に質問する機会があったのです。
 全銀協会長は「おっしゃる方向で取り組みを強化してまいりたい」「意見交換を行っており、業界全体のレベルアップを後押ししたい」と、これまでになく比較的前向きに答えました。

 4月23日にも愛知県視覚障害者協議会の方々が6422人分の署名をもって金融庁に要請に行きましたが、金融庁は「要請があったことを全銀協に伝える」としか答えなかったのです。
 こうなっては、竹中金融担当大臣に直接質問するしかありません。

 そこで、今週26日、憲昭さんは竹中大臣にズバリ質問したのです。
 「政府として障害者に利用しやすいATMを増やすように推進すべきではないか」
 竹中大臣は「望まれる方向であり、銀行側が検討し始めている。見守っていきたい」としか答えないのです。

 金融庁に調査を約束していた視覚障害者対応のATMは全銀行でどれだけあるのか聞くと、約7万3千台あるATMのうち12%しかないと、はじめて明らかにしました。
 郵便局のATMはどうなのか聞いてみると、音声操作案内、点字表示、タッチパネル以外に操作ボタンを、約2万6千台ある全てのATMに導入しています。そして、視覚障害者の方々が求めているテンキーがついた受話器式の機器は、30%以上設置されています。
 郵便局と比較して、銀行の視覚障害者対応のATMは極端に少ないことが明らかになったのです。

 銀行のATMが不便なため、障害者の方々の生活に支障をきたしています。
 障害者の方々に支給される特別障害者手当の振込先のほとんどが銀行のみで、郵便局も認めているのは47都道府県中たったの5道府県しかありません。
 タッチパネルの問題もあります。画面を見ての操作は、視覚障害者だけなく、手がふるえるような障害者の方も使えず、画面が高すぎるため車イスの方も使えないのです。

 憲昭さんは、このような具体的な問題をあげて、「金融庁は、障害者にも高齢者にも、誰もが使いやすいATMを設置するよう銀行に指導すべきだ」と竹中大臣にぶつけました。
 そして、竹中大臣は「重要な指摘をいただいた。当然望まれる方向であり、銀行にはしっかりとりくんでもらいたい。政府もしっかりとそれをプッシュする」と答弁したのです。

 今回の質問の直後、視覚障害者の方から「郵便局、銀行のATMについて視覚障害者対応率を出させたことは本当によかったです。それに、『見守る』と答弁したのを『推進は重要』と言い直させたことなど、今後に展望を開く質疑だったと思います」と、うれしい感想もいただきました。
 今回の質問は、障害者の皆さんからの要請が始まりだったのですが、今後も、金融庁がちゃんと指導しているのか、銀行が取り組みを進めているのか、チェックしていきたいと思います。

◇◆"憲昭が直筆でつづる"今週の「奮戦記」◆◇

 【2004.05.28】●イラクで日本人ジャーナリスト2人が銃撃テロの犠牲に
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040528-204554.html
 【2004.05.27】●イラク特で川口外務大臣に“暫定政府”について質問
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040527-220027.html
 【2004.05.26】●“三菱自動車リストラ計画対策チーム”で打ち合わせ
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040526-235148.html
 【2004.05.25】●「地方財政危機突破総決起大会」に出席しました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040525-202238.html
 【2004.05.24】●静岡県の地元要望をかかげて政府交渉を行いました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040524-184257.html
 【2004.05.23】●長野県松本市の日本共産党演説会でお話をしました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040523-201940.html
 【2004.05.22】●日朝首脳会談と拉致被害者家族5人の帰国について
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040522-193012.html
 【2004.05.21】●有事関連法案に反対するたたかいを呼びかけました!
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/040522-010009.html

◇◆「ここでお会いしましょう!」〜〜演説会などのお知らせ〜〜◆◇

      *:,..,:* 愛知県名古屋市中村区 演説会 *:,..,:*
       あさって5月30日(日)13:30〜 飯田女学院にて

      *:,..,:* 愛知県名古屋市中村区 演説会 *:,..,:*
    あさって5月30日(日)15:00〜 名古屋サンプラザ白樺の間にて

        お近くの方は、どうぞご参加ください

◇◆今週の政治経済キーワード=「裁判員制度」◆◇

 この制度は、重大な事件(殺人、強盗致死傷、強姦致死傷、厳重建造物等放火、傷害致死、危険運転致死等)において、20歳以上の成人から無作為で抽出した6人の裁判員と3人の裁判官によって(合議体)、裁判を行う制度のことです。5月21日、参院本会議で同制度の導入を定めた裁判員法案が可決され、5年後の2009年から施行されることになりました。日本共産党は、刑事裁判への国民参加を実現し、国民の常識を反映した刑事裁判を受ける権利を確立する制度として、賛成しました。……
 (続きはこちらから→ http://www.sasaki-kensho.jp/keyword/index.html )

◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
 → http://www.sasaki-kensho.jp/mm/article/back_index.html

◎「憲昭eたより」の次号は、6月4日(金)発行予定です。 

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