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メールマガジンバックナンバー

第149号☆3月3日 今週は質問2回、討論2回、趣旨弁明1回!

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日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
..。oO○.。o○ 憲 昭 e た よ り ○Oo。..○o。. 2006/3/3 第149号
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◇◆"今週の憲昭さん"◆◇

 メルマガ読者の皆さん、こんばんは。佐々木憲昭です。

 いま国会議事堂のなかは、不思議な雰囲気がただよっています。永田メール問題で、民主党が完全に白旗をあげて降参し、本会議や予算委員会で発言をするたびに、「ごめんなさい」と「謝罪」をくりかえしているからです。
 そのため民主党は、政府与党を追及するどころか、自民党政府に批判的な発言をすることさえ、はばかられるような状況となっているのです。まったく、こまったものですね。

 今日、テレビ朝日がテレビカメラを持って私の事務所を訪れました。テーマは、「政府与党を追及する野党のあり方、質問はどうあるべきか」というものでした。先日も同様の取材を「日経新聞」や「東京新聞」の記者から受けました。

 昨日の「東京新聞」には、私の話が次のように載っています。

 ――「2002年、鈴木宗男衆院議員の『ムネオハウス』疑惑を最初にとりあげた共産党の佐々木憲昭衆院議員も『これは本物かどうか分からないが、どうですかとボールを投げるという手はある』と秘訣を話す。ムネオハウス疑惑では、当時、外務省と鈴木氏のやりとりを克明に記した同省『秘』文書を、同氏参考人質疑の当日朝に入手、追及した。『党の疑惑追及チームが文書に押してある秘の印について、ほかで見たことがあり、間違いなく外務省の内部文書だと判断したこと、それまでの経緯で疑問だった部分がこの文書で説明できること、などから急きょ質問を差し替えた。それでも最初から断定調で聞くことはしなかった』」。……

 私が、重要だと感じているのは、永田問題によって国会議員の質問権が制約されることです。「東京新聞」には、そのことも載っています。
 ――「佐々木氏はこの騒動で、野党の国会質問にブレーキがかかる危機感を抱く。実際、逢沢一郎自民党幹事長代理は民放番組で『国会の品位を確保するためには何が必要か。国会法や衆院規則をいじらなければならないかもしれない』と発言した。質問趣意書に対する制限の動きと同様で、質問に枠をはめて自民党に都合のいい質問しかできないようにする狙いだ」……。

 永田議員が予算委員会の質問席で、突然、あのようなメールをつかった暴露をおこなったとき、私はその場にいました。そして、「なぜコピーを配布しないのか?」と思いました。その後、裏付けがとれないまま、民主党の前原代表まで「確証がある」と言うにいたりました。――それが逆転し、ついに党全体の責任になってしまったのです。

 民主党の新しい国対委員長になった渡辺恒三氏が、今日午後、日本共産党の国対にあいさつに来られました。前副議長がこのような役をされるというのは、たいへんなことです。
 “政治は一寸先はヤミ”と言われますが、ほんとうにそう思いますね。

◇◆"連日、本人がつづる"今週の「奮戦記」◆◇

 ●永田メール問題――予算委理事会で民主党が謝罪
                         (3月1日付「奮戦記」より)

 衆院予算委員会理事会で、民主党が、参考人要求も国政調査権の発動も取り下げ、今回の事態について謝罪しました。
 ――メールの信ぴょう性が問われ、調査を続けた結果、昨日、民主党として堀江氏の発信ではないと結論を出した。信ぴょう性のないメールにもとづいて質問したことで、武部幹事長と二男にご迷惑をかけたことをおわびしたい。伝統と権威のある予算委員会で、このようなことがおこり、権威を傷つけたことを深く反省している。
 これにたいして、与党側は「ケジメとして受け入れたい。二度とこのようなことが起こらないように」と発言しました。大島予算委員長は、明日、予算委員会の最終場面で「今回の問題について発言する」とし、予算委員会としては落着となりました。
 この2週間で、国会のなかの雰囲気はガラッと変わってしまいました。4点セットで政府を追いつめていたのに、まことに残念なことです。

≪毎日の奮戦記はこちらから≫
【2006.03.03】●テレ朝・スーパーモーニングのインタビューを受けました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060303-215950.html
【2006.03.02】●小泉総理に防衛施設庁の官製談合事件について質問
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060303-001412.html
【2006.03.01】●永田メール問題――予算委理事会で民主党が謝罪
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060301-172223.html
【2006.02.28】●「堀江メール」で永田議員が謝罪、党員資格停止処分
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060228-190601.html
【2006.02.27】●自民党の公約違反、財務省の天下りで財金委・質問
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060227-150623.html
【2006.02.26】●明日の財金委質問にそなえ終日準備に没頭しました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060226-174141.html
【2006.02.25】●正社員と同一労働なのに同一賃金はわずか1割!
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/060225-234718.html

◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
  → http://www.sasaki-kensho.jp/mm/article/back_index.html

◎「憲昭eたより」の次号は、3月10日(金)発行予定です。

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