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メールマガジンバックナンバー

第277号☆8月29日 豪雨被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます

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  日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
 *--*--*--* 憲 昭 e た よ り *--*--*--* 2008/8/29 第277号
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◇◆本人がつづる今週の一言◆◇

 メルマガ読者の皆さん、こんばんは。佐々木憲昭です。

 猛暑が去ったと思ったら、今度は豪雨です!……東海地方にも被害が続出し、愛知県では岡崎市と一宮市に豪雨が集中し、死者が出るなどの重大事態となっています。今日11時30分、県は災害救助法を岡崎市に適用することを決めました。私は、明日、岡崎市に入って被害者をお見舞し、ご要望を聞きとり支援にあたる予定です。

 今週26日になって、政府・与党はようやく臨時国会の召集日を9月12日(70日間)と決めました。そのことを日本共産党に伝えにきた自民党の大島国対委員長は、臨時国会の目的を(1)補正予算を中心とする経済対策(2)テロ特措法などの国際貢献策(3)消費者対策……と説明しました。
 9月12日(金)に召集したらすぐに、福田総理大臣の「所信表明」演説がおこなわれます。ところがその直後に、民主党の代表選挙(21日)や公明党の全国大会(23日)が予定されているのです。民主党は、「党の代表が正式に決まってからでないと代表質問には立てない。それでもやれというのは失礼だ」などと言ってるそうです。確かに、それも一理あります。――思い起こせば昨年9月、所信表明演説をした直後、安倍総理が突然辞任して国会が混乱し、その後の自民党の党首選挙で1ヵ月のブランクが生じたことがありました。
 大島氏は、「すぐに代表質問をやってもらいたいが、昨年、私どもがご迷惑をかけた例もあるので、無理は言えないし……」ということでした。
 私たちが「補正予算案は、いつを国会に出すのか」とただすと、大島氏は「9月末を目指して完成させるよう努力している」と答えました。補正予算案の質疑は、事実上10月始めとなるようです。
 それだけではありません。福田総理大臣は、9月23日からニューヨークで開かれる国連総会で一般討論演説を行う予定となっています。日本に総理がいないのです。
 こう見てくると、予算委員会で実質的な予算審議が行われるのは、10月に入ってからとなりそうです。――それなら「9月末召集」でもよいのでは? 自民党はどうして「12日の召集」にこだわるのでしょう。その狙いは、新テロ特措法を通すためではないでしょうか。
 この法律は、インド洋に展開している米軍にたいして石油をただで供給するためのもので、野党はこぞって反対しています。新テロ特措法は、来年1月15日に期限切れとなりますから、その前に「衆院の3分の2の賛成で再可決する」ことを念頭に置いているのでしょう。――法律案の場合は、衆議院から参議院に送って60日たっても採決されないとき「参議院が否決したと見なす議決」を衆議院が一方的におこなったうえで再可決することができます。しかしそれは、「参議院無視」という批判をまぬがれません。

 今日のニュースでは、民主党を離れた参議院議員など5人で新しい会派を結成するとか。5人というのは「政党助成金」をもらうためだったのでしょうが、直後に1人が新党には参加せず民主党離党を撤回しました。
 いずれにしても、国政秋の陣は波乱の幕開けとなりそうです。――これからも、国民の命と暮らしを守るため、全力で奮闘する決意です。

◇◆今週の「奮戦記」より◆◇

 米兵犯罪密約の法務省文書──「閲覧禁止」を見直せ!
                  (8月28日付「奮戦記」より)

 私は、昨日の衆院議院運営委員会図書館運営小委員会で、駐留米兵の犯罪に関する日米間の密約を裏付ける資料を、国立国会図書館が政府・法務省の圧力で閲覧禁止にした問題について「閲覧禁止措置をとったことは重大な問題だ。その措置を見直すべきだ」と主張しました。
 法務省は、国会図書館で同資料が閲覧可能になっていることに気づき、5月に、政府側が図書館に「閲覧制限」措置を求め、6月に国会図書館側が閲覧禁止を決定していたものです。図書館側の言い分は、(1)外国との信頼関係に影響を及ぼす、(2)捜査に支障をきたすという2点です。
 私は、国会図書館としての役割を自覚し、法務省が申請しても自主的に対応すべきだと批判しました。その上で、国などが自ら発行した資料で、その内容を非公開にすると決めたとき、国会図書館が閲覧を禁止できるとしている同図書館の内規を見直すよう要求しました。しかも「閲覧禁止とした資料はもともと国会図書館が古書店で収集し、1990年3月から閲覧可能となっていたものだ」と、重ねて閲覧できるように主張しました。
 民主党も「情報公開が求められている時代だ。内規そのものを見直すべきだ」と述べました。
 この議論をふまえ、議運の図書館運営小委員会の委員長は「内規の見直しも含め、次期臨時国会での議運委員会の検討課題にしたい」と述べました。

≪毎日の奮戦記はこちらから≫
【08.08.29】東海・関東に豪雨被害――被災者にお見舞い申し上げます
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/080829-163022.html
【08.08.28】米兵犯罪密約の法務省文書──「閲覧禁止」を見直せ!
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/080828-185949.html
【08.08.27】文科大臣に東京中央郵便局を保存するよう議連メンバーが申し入れ
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/080827-165014.html
【08.08.26】厚労大臣に申し入れ――雇用促進住宅からの居住者追い出しやめよ
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/080826-134716.html
【08.08.25】消費税・庶民増税阻止闘争本部の会議、国会論戦の論点整理
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/080825-210418.html
【08.08.24】トヨタ自動車の下請単価切り下げが非正規・外国人雇用を増やしている
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/080824-233350.html
【08.08.23】政党助成金を廃止して障害者を支援──このボリビアを見習え
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/080823-223704.html

◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
 → http://www.sasaki-kensho.jp/magazine/

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