奮戦記
【08.03.20】日銀総裁空席の責任は福田内閣にある──人選に問題があった
昨日、参議院で再び日本銀行総裁の人事案を否決したことによって、日銀総裁が空席になりました。これは戦後初めての事態です。
その最大の責任は、福田内閣にあります。政府の人選の仕方は、政権の当事者能力を疑わせるものです。
武藤氏では駄目だということは、日本共産党も民主党も野党全体が主張していました。
また、経歴や主張が似ている田波氏でも、だめだということははじめからわかっていたことではないでしょうか。
野党全体が受け入れられる方を提示することを、政府は真剣に追求すべきでした。
昨日の記者会見で、日本共産党の市田書記局長は、「私たちも、空席になることを望んでいない。一刻も早く適切な人が提案されることを望んでいる」と述べました。
また「野党が全面的に賛成できる人でなくても、基本的に同意できる人をよく検討して提起することが政府の責任だった」と強調しました。
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