奮戦記
【09.07.16】「麻生降ろし」不発──7月21日解散、8月30日投票が確定
自民党内で「両院議員総会」を求め活発化していた「麻生降ろし」が不発に終わり、7月21日に麻生太郎総理大臣を含む全議員出席の「緊急集会」を開くそうです。
これによって、7月21日の衆院解散、8月18日公示、8月30日選投開票がほぼ確定しました。
自民党の執行部は、麻生総理が東京都議選など地方選6連敗の総括をする場として、両院議員総会に代わる緊急集会を開くことを提案し各派領袖が了承したそうです。
今日夕、麻生総理は「私自身もぜひ出席して話を聞かせていただき、私の所信や考え方を述べたい。逃げるつもりはまったくない」と述べました。
もともと昨年9月に、麻生太郎氏を「選挙の顔」として自民党内で圧倒的多数で総裁・総理に選んでおきながら、支持率が下がったからといってまた引きずり下ろすなどというのは、あまりにもご都合主義ではありませんか。
支持率が下がったのは、これまで自民党・公明党が進めてきた財界・米国優先、国民無視の政治そのものが、多数の国民から見放されたからです。
与党は、このことを自覚すべきです。
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