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メールマガジンバックナンバー

第100号☆6月24日 明日は、小金井と立川に都議選応援にうかがいます!

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  日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
 ◆──−- - -憲 昭 e た よ り- - - -−──◆  2005/6/24 第100号
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◇◆秘書が語る"今週の憲昭さん"◆◇

 メルマガ読者のみなさん、こんばんは。
 この「憲昭eたより」も、第100号を迎えることができました。今後も、皆さんに憲昭さんの活動や国会の様子を身近に感じてもらえるようなメルマガを発行していきたいと思います。

 きょうは東京都議選の告示日、7月3日の投票日までの10日間、憲昭さんをはじめ私たちスタッフも、国会論戦に都議選の応援にと両輪の活動が続きます。憲昭さんは、きょうは、さっそく東村山市、東久留米市に応援に入ってきました。

 さて、今週の国会は引き続き郵政特(郵政民営化特別委員会)を軸に動きました。21日には、憲昭さんが質問に立ちました。テーマは、ATM(現金自動預け払い機)の障害者対応について。
 まず、伊藤金融担当大臣に。「郵政公社は100%障害者対応になっているのに、なぜ銀行は1割程度しか進まないのかっ!」(佐々木)
 ――「進捗の遅れの理由について…各行(銀行)とも取り組みを進めておりますが、コストの問題等の理由により…」(伊藤大臣)。
 続いて麻生総務大臣へ。「では、総務大臣。公社の場合は100%対応ができていますが、なぜ公社がこのようにできるのか」(佐々木)
 ――「それは基本的には“公”という意識の問題なんじゃないでしょうか」(麻生大臣)

 そうなんです。伊藤大臣も、麻生大臣も、率直に素直に答えてくれました。郵政公社は、公共性という意識があるから障害者対応もきちんとできるのです。憲昭さんは、そこを見事につきました。「バッチリはまったね!」。このテーマを系統的に準備してきた同僚の山本秘書も、ニッコリとうなずきます。
 さらに憲昭さんは、強調しました。
 「銀行が取り組んでいるのは視覚障害者対応のものだけだ。たとえば手が震えてしまう障害を持った方はタッチパネルの利用が困難。車椅子を利用している方は、操作画面の位置が高いということでなかなか使えない。……郵政公社は、このような障害を持った方や高齢者の方々にも使いやすいように考慮した設計をしております」。
 資料として配付した大型ディスプレーや車椅子の方のためのアプローチバーを装備した郵便貯金自動預払機の写真などを使いながら質疑をすすめる憲昭さん。
 最初は雑談をしていた他党議員もいつの間にか身を乗り出して聞き入っていたのが印象的でした。私も、審議が行われている第1委員室で、「ナルホド」と再認識しました。障害者や高齢者にやさしく利用しやすいサービス――これこそユニバーサルサービス(全国あまねく、いつでも、公平に提供される、生活を支えるサービス)の本筋なのです。

 この間の短い論戦の中でも「民営化論」は破綻しました。あの“雄弁”だった竹中大臣でさえ、憲昭さんの前では「青菜に塩」となっています。が、小泉首相はじめ与党(一部に強硬な反対論者はいますが)は、何が何でも強行しようとしています。

 でも、このがむしゃらなやり方にも亀裂が生じおり、郵政特は「何が起きても不思議ではない」状況となりつつあります。そんななか来週には憲昭さんが7回目の質問に立つ予定です。
 きょうは、内閣広報室・政府広報室・郵政民営化準備室などを呼んで、いま話題の政府広報問題について、レク(説明)を受けました。「疑問符??」だらけです。さっそくスタッフ一同手分けしてこの「??」を解明するため汗をかいています。
 さて、この汗が憲昭さんの質問にどう結びつくか……。
 ではまた来週。今週の担当は、秘書の石井でした。

◇◆"連日、本人がつづる"今週の「奮戦記」◆◇

 ●CSテレビ「朝日ニュースター」で郵政民営化を批判
                  (「奮戦記」6月23日付より)

 急きょ、CSテレビ「朝日ニュースター」の「各党は今」に出演することになり、郵政民営化法案や「骨太方針」などについて、朝日新聞の梶本章論説委員のインタビューを受けました。
 法案成立に向けて、与党が国会の会期延長まで強行した郵政民営化について、私は「国民の関心は低い」と述べるとともに「郵便局の満足度が高い」という政府の内部資料を示しました。
 この資料は、政府の郵政民営化準備室の内部資料で、24のサービス事業の満足度を調査したものです。それによると、郵便局が132ポイントでダントツの1位になっています。満足度の低いもののなかには銀行・証券、損害保険などが入り、最下位は生命保険となっています。私は「これを見ても、郵便局に不満が集まっているわけではない。なぜ民営化なのか、国民の間に疑問の方が強い」と指摘しました。
 また、この間の郵政民営化特別委員会の質疑を通じて、政府の試算でも、郵貯が民営化された場合、10年後には600億円の赤字が出る一方、公社のままなら逆に1383億円の黒字になることを紹介し「わざわざ赤字にするために民営化するようなものだ」と指摘しました。
 さらに、政府が民営化によって「利益のでる」という新規事業が、「リスクをとる」投機的なものを含んでおり、大きな損失が出る危険きわまりないものであると述べました。そのうえで、「国民はそんなことを望んでいない。儲けは少なくとも堅実に運用することを望んでいる」と言いました。私は「民営化は郵貯を弱肉強食の危険にさらすもので、投資会社や日米の金融資本に食い荒らされ、国民の安心が破壊される」と「批判しました。
 続いて政府が決めた「骨太方針」に話題が移りました。
 特に、経済の動向にあわせて社会保障給付費や医療費の伸びを抑制させることを打ち出したことについて、私は「本末転倒の議論だ」と批判しました。なぜかというと「景気が悪くなったら国民の命を削れ」ということになるからです。私は「こんな発想自体が間違いで、国民の命を守るために何が必要かを考えることがいまこそ必要ではないか」と述べました。
 「骨太方針」は、国民負担をどんどん増やすことだけは書いている。しかし、国民の暮らしや医療を守ろうという立場には立っていない」と厳しく批判しました。

≪毎日の奮戦記はこちらから≫
 【2005.06.24】●都議選が告示され北多摩地域の応援に入りました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050624-213937.html
 【2005.06.23】●CSテレビ「朝日ニュースター」で郵政民営化を批判
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050623-195106.html
 【2005.06.22】●自公民「酒気帯び本会議」で民・自が懲罰動議を乱発
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050622-134754.html
 【2005.06.21】●障害者対応のATMについて郵政特で質問しました
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050621-173658.html
 【2005.06.20】●国税庁長官と関税局長に税務・税関行政で申し入れ
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050620-194029.html
 【2005.06.19】●日本とアジアの世論で「靖国参拝反対」が多数占める
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050619-221719.html
 【2005.06.18】●酒気帯び議員の本会議場への出席問題を考える
  → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/data1/050618-134418.html

◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
 → http://www.sasaki-kensho.jp/mm/article/back_index.html

◎「憲昭eたより」の次号は、7月1日(金)発行予定です。

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