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メールマガジンバックナンバー

第361号☆1月23日 いよいよ今週から通常国会が始まりました

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  日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
 *--*--*--* 憲 昭 e た よ り *--*--*--* 2010/1/23 第361号
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◇◆本人がつづる今週の一言◆◇

 メルマガ読者の皆さん、こんにちは。佐々木憲昭です。
 冷たく寒い日が続いたかと思えば、春のような暖かい日があるなど、このところ一歩一歩、春に近づいている感じがしますね。……梅の便りも聞こえるようになりました。

 いよいよ今週から通常国会が始まりました。──月曜日(18日)には、菅直人財務大臣の「財政演説」がおこなわれ、政府が提出した第2次補正予算案の提案主旨を説明しました。藤井さんが財務大臣を突然やめて、代わりに菅さんが大臣になったため「所信表明」も兼ねたもの(民主党説明)となっていたはずですが、演説はたった5分間でした。そのためか、あまり意気込みの伝わってこない内容でした。

 次の日(19日)に、「財政演説」に対する各党の質問がおこなわれ、私は、日本共産党を代表して10分間の質問をしました(自民20分、公明20分、社民5分)。じつは、民主党も15分の質問をする予定でしたが、直前になって突然とりやめたのです。私は、何か都合の悪いことが起こったのだろうか、と思いました。そのころ、民主党の小沢幹事長にたいする東京地検特捜部の捜査が大きな展開を見せていましたから、質問しづらくなったのかもしれませんね。

 補正予算案の代表質問では、総理大臣をはじめ主要閣僚にたいして、答弁を求めることができます。私は、焦点となっている「政治とカネ」と「経済情勢の認識」についてただしました。私の質問準備は、日本共産党の大会がおこなわれている最中にすすめていたのですが、事態の進展とともに、「政治とカネ」の質問が全体の半分にまで膨らんでしまいました。質問の練り上げは、直前のぎりぎりまでおこないました。

 私は、少し喉の調子が悪かったものですから、途中で声が出なくなるとまずいと思い、演壇に立ったらすぐにコップに水を入れました。そのとき、はじめて気がついたのですが、本会議の演壇の水差しというのは、水を注いでもチョロチョロとしか出ないんです。もっとザーッと出るのかと思っていたのですが……。ある人によると、「それで時間を稼ぐという使い方もある」のだそうです。初めて知りました。──そういえば、演壇から「水をまくために使った」とんでもない人もいましたね!
 それと、質問時間の計り方ですが、壇上で礼をしたときから計るのだそうです。ですから、演説の途中で水を飲むのは「質問時間」にカウントされますが、演説に入る前(礼をする前)は時間にカウントされないのです。──いろんなことがあるものですね。代表質問の内容は、19日の「奮戦記」や「しんぶん赤旗」(20日付)に載っています。ムービーは以下のページから、ご覧下さい。
 → http://www.sasaki-kensho.jp/movie/index.php?mid=169

 予算委員会の質疑は、次の日(21日)からおこなわれ、昨日22日(金)は、赤嶺政賢議員の質問がありました。赤嶺質問は、与えられた70分の時間を使った堂々とした質問で、全国に感動を与えました。沖縄の基地問題で、怒りを持って質問できるのは、銃剣とブルドーザーで土地を取り上げられた体験をもち、長い間、基地問題に取り組み「沖縄の心」を政府にぶつけることのできる赤嶺さんをおいて他にはおりません。
 来週月曜日には補正予算案が衆議院を通過し、参議院に舞台が移ります。その後の日程は、まだ不透明です。集中審議なども、どのタイミングでもたれることになるのか。──予算委員会の山場が続きます。

◇◆今週の「奮戦記」より◆

 大企業に社会的責任を──家計応援へ抜本策を要求
               (1月20日付「奮戦記」より)

 私は、昨日の衆院本会議の代表質問で、経済危機のもとで国民の生活危機を打開する政府の基本姿勢をただしました。そのなかで、日本経済の内需低迷に関連して、労働者を犠牲にし大企業がばく大な内部留保をためこんでいる構図を告発しました。そのうえで「大企業の過度な内部留保は、労働者、中小企業、社会に適切に還元させ、家計消費を活性化する方向に踏み出すべき」だと迫りました。
 菅直人財務大臣は「認識においてはかなり共通のところがある」とのべるながらも、内部留保の還元には触れることができませんでした。雇用対策については、私は補正予算案に「一定の改善」があるものの、労政審の労働者派遣法改正案が、製造業への派遣を温存し、法律の実施を先送りしていることを指摘、「財界・大企業の要求に屈した重大な後退」と批判しました。
 そして「大企業に社会的責任を果たさせるための抜本的な政策転換をすみやかにおこなう」よう求めました。菅財務大臣は「派遣法も含めた改革を推し進めていく」と述べるにとどまりました。
 私は、中小企業対策について、資金繰り対策の拡充に加え「緊急の休業補償・直接支援をおこなうこと、福祉・環境を中心に新たな仕事を起こすことが必要」だと強調し「これまでの『構造改革』路線ときっぱり決別し、国民のための『ルールある経済社会』に転換する」ことを求めました。

≪毎日の奮戦記はこちらから≫
【10.01.22】予算委で赤嶺議員が質問。静岡県の皆さんと厚労省交渉
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/100122-231154.html
【10.01.21】議運委で与党が25日(月)の本会議立てを提案──継続協議
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/100121-222148.html
【10.01.20】大企業に社会的責任を──家計応援へ抜本策を要求
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/100120-235430.html
【10.01.19】日本共産党を代表して財政演説に対する質問をしました
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/100119-172703.html
【10.01.18】鳩山総理が小沢幹事長を「信じている」という根拠は?
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/100118-192055.html
【10.01.17】萩原量吉さんの三重県議在職25年を祝う会でお話
 → http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/100117-214344.html

◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
 → http://www.sasaki-kensho.jp/magazine/

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