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第495号☆11月27日 この総選挙は3つの審判をくだす選挙!
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日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
*--*--*--* 憲 昭 e た よ り *--*--*--* 2012/11/27 第495号
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◇◆本人がつづる今週の一言◆◇
メルマガ読者の皆さん、こんにちは。佐々木憲昭です。
各党が激突する激しい政治戦に突入しています。今日は、私が11月23日に、名古屋市内の「党と後援会決起集会」で述べた決意表明をご紹介します。
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皆さん、こんにちは。
前衆議院議員、比例代表予定候補の佐々木憲昭です。
解散後、各党間でしのぎを削るたたかいが繰り広げられております。私は、日本共産党の比例代表予定候補として、河江明美さん、そして今日発表されました江上博之さん、この3人で力合わせて、全力で頑張っていく決意でございます。小選挙区のすべての候補とスクラムを組んで必ず勝利する、そのために頑張ります。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
今度の選挙は、次から次へと10いくつも新しい党ができて離合集散が繰り返されています。「何がどうなっているのか分からない」という声が聞こえる選挙です。
しかし私たちは、はっきりしています。この選挙戦は3つの審判をくだす選挙だと、私は思っております。
まず、第一は、消費税大増税を強行した勢力に審判を下す。そういう選挙だということです。
先の国会で、民・自・公3党の密室談合勢力が法案を強行しました。私たちは、不信任案を提出するなど、あらゆる手段で国会内でたたかいましたが、多勢に無勢という状況でした。ほんとうに悔しい思いです。
しかし、国民はこれを許しておりません。法案が可決された後も、世論調査では5割〜6割が反対と言っているわけですから。この多数の声に応えて大増税にストップをかける、そういう選挙にする。今度の選挙は、大増税と負担増にキッパリと審判をくだす初めての選挙です。
大増税に正面から立ち向かってきた日本共産党をしっかり伸ばして暮らしを守ろうではありませんか。次の国会では、消費税増税中止法案を提出し可決させるために、力を尽くします。企業・団体献金を受け取らないただ一つの清潔な党、日本共産党だから、スジを通すことができるのです。
第二は、最近「右へ右へ」と多くの政党が“右ならえ”をしております。それでいいのかと問い、危険な右傾化に歯止めをかけ、平和を取り戻す選挙にするということです。
日本共産党は、戦前戦後、侵略戦争に反対をし、反戦平和を掲げてたたかってきた唯一つの政党です。この選挙で日本共産党が伸びなければ、日本は危険な方向に踏み出すことになる。
自民党は、安倍総裁がマニフェストを発表しました。「安倍カラー」と言われていますけれども、一体何色なのか。このマニフェストを見ますと、憲法9条をかえて自衛隊を国軍にすると明確に書かれている。極めて重大です。しかも、アメリカと一緒に海外で戦争が出来るようにするため、集団的自衛権を認める。こういうことが書かれております。
しかも安倍さんは、日銀法の改正まで求めております。これは、自民党が天下を取ったら、あの戦争中に膨大な国債を増発して戦費を調達して国を滅ぼしたように、今度は大型公共事業や軍備大増強のために、同じことをしようというのです。
すでに先の国会で、3年間の「赤字国債」発行自由化法が通りました。大量に国債を発行して日銀に引き受けさせるとどうなるか。日銀は、通貨の自動製造機のように輪転機を回して1万円札をたくさん刷って政府に渡す。乱発いたしますと、通貨の値打ちが下がってインフレになり物価が暴騰する。賃金は上がりませんから、生活がますます苦しくなる。こういうことを許してはなりません。だから、憲法84条、86条そして財政法第4条などで、これを禁止しているのです。それを取り払って戦前に戻すようなことは認めない。こういう選挙にしたいと思います。
「維新の会」と「太陽の党」、が合併をしました。石原代表は、記者会見で「世界で核を保有していない国の発言力は弱い。北朝鮮が発言力があるのは核兵器があるからだ」と、こういう発言までしている。「暴走老人」に刃物を持たせるようなものです。(笑)我々は、絶対に、こんな横暴は阻止するという選挙をしていかなければならない。
合意文書によりますと、「消費税は11%にする」、「TPPは参加交渉を始める」と言っております。「脱原発」と言っていた橋下さんのあの言葉は、消えて「ルールに基づいて進める」と書いてある。「推進」に変わりました。企業・団体献金はどうか。「禁止」と言っておりましたが、「容認」にかわりました。そのうえ政党助成金はもらいたい放題であります。
だから「維新の会」は、古い政治とまったく変わらない。「日経」が18日付けでこう書いたんです。「新党と聞けば、若々しくて元気な集団を期待したいところだが、何やら古臭い政治臭がただよってくる」と。
こんどこそ、日本共産党伸ばして古い政治に「さようなら」を告げる。そういう選挙にしようではありませんか。
第三に、ホンモノの党はどの政党か。これを問いただす選挙だということです。
日本共産党は、90年間、反戦平和を掲げてたたかい続けてきた“老舗の政党”であります。この歴史で試されずみの党こそ、まさに出番の情勢だということです。
選挙前に、あわててどの党から出たら有利になるかと「自己保身」で離合集散を繰り返している他党の動きを見ると、本当にあきれるほどであります。
政権交代してから、民主党を離党した人は102人にのぼります。消費税を強行してから80人以上、脱党しました。そして、民主党から離れた人の中には、自民党に入りたいという人まで出てくる。しかし、自民党の安倍さんに「期待する」人は4割、「期待しない」が6割もあるのです。
ある人は「たちあがれ日本」で選挙をやるということで、車の看板を「たちあがれ日本」と書きました。そうしたら、途端にその政党が消えて「太陽の党」となった。あわてて、太陽の党のロゴマークを貼ったんだそうです。そうしたら2日ほどで、太陽が沈んで(笑)、こんどは「維新の会」になった。川柳に「今わしは、どの党かねと、秘書に聞き」(笑)というのがありました。
河村さんの「減税日本」は、維新の会から追い出され、亀井静香さんの新党と合流した。今日の「中日新聞」をみますと、「名古屋市民の冷めた見方」が紹介されております。天白区の会社経営の方は「フラれた者同士が、とりあえずくっついた感じだ」(笑)「流れからするとイメージは良くない」。緑区の商店の方は、「唐突過ぎて先が見えない」「本当にそれでやっていけるのか」、こういう疑問を呈しているわけです。
目の前の利害で、自分が当選できるかできないかという、それだけであっちに行ったり、こっちに行ったり。そういう政党や候補者が、選挙になっていくらいいことを言っても、またいつ裏切るか分かりません。
こういう党と比べて、わたしは、日本共産党の候補者で「良かったなぁ」と、つくづく思います。(拍手)国民の立場に立ってスジを通す政党、日本共産党を選択する選挙。思う存分たたかうことのできる選挙です。
私は、その先頭に立って頑張る決意でございます。ありがとうございました。(拍手)
◇◆今週の「奮戦記」より◆◇
維新の会――危険な「核兵器保有」論
(「奮戦記」12.11.21より)
日本維新の会の石原慎太郎代表は、日本外国特派員協会の講演のなかで「世界で核(兵器)を保有していない国の発言力は外交的に圧倒的に弱いじゃないか。北朝鮮は核を保有するから存在感がある」と核兵器の保有を正当化する発言をしました。
また、石原氏は「日本は核兵器に関するシミュレーションぐらいやったらいい。これが一つの(核)抑止力になるだろう。(核を)持つ、持たないは先の話だ」と述べました。これは、橋下徹・代表代行の広島市での核兵器持ち込み容認発言に続く「核兵器保有」容認発言です。きわめて危険な立場であり、絶対に認められません。
≪日々の奮戦記はこちらから≫
【12.11.26】愛知業者後援会で情勢を報告し闘う決意を表明
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/121126-212246.html
【12.11.25】愛知10区、岐阜北業者、愛知中小企業家同友会
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/121125-093205.html
【12.11.23】愛知4区・2区の事務所開きで挨拶、1区・3区の決起集会で決意表明
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/121123-220318.html
【12.11.21】維新の会――危険な「核兵器保有」論
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/121121-095157.html
【12.11.19】三重県と愛知県を駆け回り業者後援会で決意表明
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/121119-205012.html
【12.11.18】岐阜県、静岡県で党の躍進を訴え
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/121118-233600.html
【12.11.17】愛知県名古屋市で街頭から訴え
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/121117-231947.html
【12.11.16】衆議院が解散されました
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/121116-224121.html
◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
→ http://www.sasaki-kensho.jp/magazine/
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