メールマガジンバックナンバー
第506号☆3月10日 明日、東日本大震災から2年目
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日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
*--*--*--* 憲 昭 e た よ り *--*--*--* 2013/3/10 第506号
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◇◆本人がつづる今週の一言◆◇
メルマガ読者の皆さん、こんばんは。佐々木憲昭です。
このところ、天気が何かおかしいですね。
昼ごろから、北寄りの風が強まると茶色い霧のようなものが空を覆い始めました。
ツイッターなどネット上でも「東京の空の色がヤバすぎる」と“騒ぎ”になり、「原因は黄砂か?」「花粉と黄砂のダブルパンチだ」「花粉の大群が攻めてきたかと思った」など、いろいろな声が出ていました。
14時6分のNHKニュースでは、「風が急激に強まり地表のちりなどが巻き上げられて視界が悪くなる『煙霧』と呼ばれる現象が観測されました」と報道しました。「煙霧」という現象だったんですね。これから、寒くなるそうですから気をつけましょう。
「煙霧」が発生した頃、原発をなくす全国連絡会が、日比谷公園で「東日本大震災復興と原発ゼロの実現めざす3・10東京集会」を開きデモ行進に移るときでした。全国各地でも「原発ゼロ」の行動が取り組まれました。私は、事情があって参加できませんでしたが、集会・行動に参加された皆さんに心からの熱い連帯のエールを送ります。
フランスやドイツでも福島第一原発の事故から2年になるのを前に、反原発デモが行われたそうです。パリの中心部、オペラ座の前で脱原発を訴える集会が開かれ、「フクシマを繰り返すな!」とシュプレヒコールがおこなわれました。
パリ市内の各所で行われたデモには2万人以上が参加し、関西電力のパリ事務所など原子力関連の企業や官庁を「人間の鎖」で取り囲んだそうです。2022年までに原発の全廃を決めているドイツでも、日本やフランスの原子力政策に反対する集会が行われました。
私は、ネット選挙運動解禁に関する各党協議会に参加していますが、自分でもツイッターやフェイスブックをやってみようと思い、3月に入ってからツイッターを始めました。はじめる前は、ただ「つぶやく」だけと思っていましたが、やってみると広がりのある双方向の仕組みで、さまざまな角度から情報が入ってきて面白いですね。
最初は、フォロワーが20人程度でしたが、もとむら伸子さんなどに応援していただいたこともあり、その後、急速に広がりました。日を追うごとに100人、200人、300人と増え、いまでは339人になりました。本当にありがたいことです。
私のツイッタ―とフェイスブックページのアドレスは、次の通りです。
twitter→ https://twitter.com/sasakikensho
facebookページ→ http://www.facebook.com/kensho.jcp
明日、東日本大震災から2年目の3月11日をむかえます。
被災地では、依然として壊れた建物の解体作業が続いておりガレキも山積みのままです。福島の原発事故も収束していません。住宅建設や街づくりも進まず、いまだに30万人以上が不自由な避難生活を続けています。被災者に寄り添い、生活と生業の再建に全力を注がなければなりません。
私は、明日から1週間、衆院本会議で税制法案に対する質問、財金委で大臣所信に対する質問、ネット選挙運動解禁に関する協議への対応、選挙制度改革への対応など、フル回転状態になります。――今日も、その準備にねじり鉢巻きで没頭しています。
◇◆今週の「奮戦記」より◆◇
小選挙区制の「一票の格差」をどう見るか
(「奮戦記」13.03.08より)
東京高裁(6日)に続いて札幌高裁(7日)も、昨年12月の総選挙において小選挙区選挙が選挙区間の人口格差2.43倍を是正せず実施されたことを「違憲」と判断しました。
小選挙区間の「1票の格差」については、すでに2009年の最高裁判決で現行の配分方式が「違憲状態」だと指摘していたのです。そのため、昨年、抜本改革のための各党協議が続けられてきました。ところが、それを民主党が一方的にうちきり、そのうえ自民、民主、公明3党で「0増5減」という小手先の是正をおこなおうとしたのです。このようなやり方が、問題の根本的解決を遅らせてきました。
私たちがよく見なければならないのは、仮に小選挙区制の「一票の格差」を完全に是正したとしても、この選挙制度自体が民意をゆがめる性質を持っているということです。この小選挙区制そのものに根本的な問題があるのです。
昨年の総選挙でも、自民党が4割の得票で8割の議席を占め、議席に結びつかない「死票」が過半数を超えました。小選挙区制が民意をゆがめる、きわめて非民主的制度であることはこれまでの選挙の結果が証明しています。小選挙区制を廃止し、多様な民意を議席に正確に反映できる、比例代表的な選挙制度に改める抜本改革が必要です。
ところが、いますすめられている自公民3党の選挙制度協議の内容は、「議員定数削減」を前提にし、比例定数削減を盛り込むものとなっており、「民意の反映」をいっそう狭めるものです。これでは、到底認められません。
選挙制度は、議会制民主主義の根幹ですから、すべての政党が参加する抜本改革の協議を求めたいと思います。
≪日々の奮戦記はこちらから≫
【13.03.08】小選挙区制の「一票の格差」をどう見るか
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/130308-180000.html
【13.03.08】全国保育団体連絡会の国会要請集会で国会報告
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/130308-000935.html
【13.03.07】愛知と静岡の保険医協会代表から医療の改善、消費税増税反対、原発ゼロの要請
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/130307-143949.html
【13.03.06】生活保護基準切り下げ反対の国会請願デモを激励
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/130306-194823.html
【13.03.05】議運の聴聞会で2人の日銀副総裁候補に質問
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/130305-232305.html
【13.03.05】医労連の皆さんから要請を受けました
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/130305-224154.html
【13.03.04】オリンピックの東京招致決議について
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/130305-180000.html
【13.03.04】議運の聴聞会で日銀総裁候補・黒田氏に質問
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/130304-210837.html
◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
→ http://www.sasaki-kensho.jp/magazine/
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