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第231号☆10月6日 来週の予算委員会で質問に立ちます!
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日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
*--*--*--* 憲 昭 e た よ り *--*--*--* 2007/10/6 第231号
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◇◆今週の憲昭さん◆◇
メルマガ読者の皆さん、こんにちは。佐々木憲昭です。
秋の気配が感じられ、朝夕の風が心地よい季節になりました。……昨夜は、ホームページの「奮戦記」を書いた後、このメルマガを書こうとしたのですが、くたびれてそのまま寝てしまい、朝になってしまいました。毎週楽しみに待っていてくださる皆さん、お届けするのが遅れたことをお詫び致します。
さて、議事堂のなかでは、福田新総理にたいする熱い論戦が展開されるようになり、いよいよ来週から衆議院の予算委員会が始まります。
まず、10月9日〈火〉〜10日(水)の2日間、あわせて14時間で各党の質問が一巡する基本的質疑がおこなわれます。各党の時間割り振りは、自民4時間、公明1時間45分、民主6時間15分、そして日本共産党は50分、社民40分、国民30分です。
この衆院予算委理事会には、笠井亮議員が出席し交渉にあたっています。予算委員会で50分の質問時間が確保できたのは、笠井議員の奮闘のたまものです。
日本共産党からは、私が最初に質問にたつことになりました。10日(火)の15:00〜15:50が、私の質問時間帯です。NHKで中継されますしインターネットでも見ることができます。ぜひご覧ください。……ただいま鋭意、準備中です。
国会議事堂のなかには、微妙な雰囲気が流れています。……衆議院の本会議場では、3分の2を超える圧倒的多数の自民党と公明党が、なんとなく元気がなく落ち込んだ感じなのです。私の隣が公明党の席ですが、野党側が与党を「攻撃」しても、あまり「反撃」のヤジが飛んできません。自民、公明のあいだに“すきま風が吹いている”という話もありますから、さもありなんですね。
まいど、エレベータの話で恐縮ですが……。先日、第一議員会館の地下2階から私の事務所のある7階に行くため、エレベータに乗り込もうとしたとき、自民党の議員と一緒になりました。2人とも上の階に行こうとして待っていたのですが、下りてきたエレベータが地下2階でとまらず、地下3階まで行ってしまいました。
それを見て、自民党議員が言いました。「ありゃ、下まで行ってしまった。いまの自民党と同じだなぁ」と。私は、それを聞いて思わず笑ってしまいました。そこまで自虐的にならなくても……。私はつい、「いちばん下まで落ちたら、あとは上がるだけだよ」なんて“変な励まし方”をしてしまったのです。
エレベータが地下3階から乗ってきたのは、公明党の議員でした。地下2階に来たとき、私たちも乗り込んで一緒になったのですが、その自虐的な自民党議員が先ほどの会話を公明党の議員に紹介したのです。ところが公明党議員は、ひとことも話さず、ぷいっと出て行ってしまいました。……
本会議での福田総理の答弁は、これまでの小泉・安倍政権の時とは違って、低姿勢で「野党との話し合い」を繰り返しています。これにたいして民主党は、福田総理の「クリンチ作戦」「抱きつき作戦」などと評して、いまのところ「拒否」しています。小泉元総理は、「人生には上り坂もあれば、下り坂もある。もう1つは『まさか』という坂だ」、「これからの政局もいつ、『まさか』が来るか分からない」と言いました。
いよいよ、来週火曜日から始まる予算委員会の一問一答の質疑で、どのような展開になるでしょう。解散・総選挙に追い込むような厳しい論戦をしたいものです。
◇◆"連日、本人がつづる"今週の「奮戦記」◆◇
●国連の決議さえあれば、海外での武力行使は憲法に違反しない?
(10月5日付「奮戦記」より)
なんか釈然としませんね。
民主党の小沢一郎代表が、月刊誌「世界」の最近号に書いた論文で、自衛隊の給油活動に反対する理由を改めて協調したそうです。そのうえで、国連決議に基づきアフガニスタンで活動している国際治安支援部隊(ISAF)について「私が政権を取れば参加を実現したい」と明記したそうです。
小沢氏は、国連決議に基づく国連の活動であれば、海外での武力行使でも憲法に違反しないといいます。しかし、国連決議があっても、ISAFの治安維持活動に参加すれば、憲法が禁ずる海外での武力行使にあたるのではないでしょうか。アフガニスタンに展開するISAFは、伝統的なPKOと異なり、治安が悪化している南部では、ほとんど戦闘活動を行っているということです。
憲法第九条では、「武力行使は、永久に放棄する。戦力は、保持しない。交戦権は、認めない」といっています。──これは、国連決議があろうとなかろうと、遵守しなければならないものです。
≪毎日の奮戦記はこちらから≫
【07.10.05】国連の決議さえあれば、海外での武力行使は憲法に違反しない?
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/071005-235714.html
【07.10.04】福田総理にたいし、志位和夫委員長が代表質問をおこないました
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/071004-190053.html
【07.10.03】福田総理の所信演説への質疑始まる。国会要請デモを激励!
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/071003-233000.html
【07.10.02】「新法案」は国会で堂々と議論すべきだ――政党間の協議について
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/071002-214846.html
【07.10.01】福田総理の「所信表明」演説は、“薄氷を踏む”ような慎重さ
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/071001-220336.html
【07.09.30】「きちんと説明を」という福田首相自身は説明をしているか?
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/070930-225508.html
【07.09.29】国民金融公庫の差別撤廃のたたかい最高裁で和解──中央報告集会
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/070929-183804.html
◎「憲昭eたより」のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。
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◎「憲昭eたより」の次号は、10月12日(金)発行予定です。
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