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第221号☆7月20日 参議院選挙は中盤から後半に入ろうとしています
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日本共産党 衆議院議員 佐々木憲昭の
*--*--*--* 憲 昭 e た よ り *--*--*--* 2007/7/20 第221号
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◇◆今週の憲昭さん◆◇
メルマガ読者の皆さん、こんばんは。佐々木憲昭です。
参議院選挙は中盤から後半に入ろうとしています。まだ梅雨が明けず、ときどき滝のような雨の降る不安定な天気が続いています。
今週も、いろいろな出来事がありました。なんと言っても、16日(月曜日)に発生した新潟県中越沖地震が大きな被害を出したことが重大です。……震災でお亡くなりになられた方々に、心からお悔やみを申し上げます。また、被災し避難所で不自由な生活を余儀なくされている方々にお見舞いを申し上げます。
地震が発生したとき、私は、羽田から秋田に向かう飛行機のなかで、まったく地震に気がつきませんでした。その飛行機には、自民党の中川昭一政調会長も乗っていましたが、彼も気がつかなかったようです。
空港に降りたとき、迎えにきていただいた党秋田県委員会の方から「大きな地震があったんですよ」と言われました。私は、「えっ!どこで?」と思わず聞き返しきました。党事務所のテレビをみると、なんと刈羽原発の変圧器から真っ黒な煙が上がっていました。私は、「これは、大変なことになる」と思いました。その変圧器は、いつまでも消火されず2時間も燃えていました。今日の新聞各紙によると、職員が火災のさい「自治体消防が到着するまで手を施せず、傍観するばかりだった」(「朝日」夕刊)と報道されています。
聞くところによると、原発のなかに自力で火事を消す能力がない、消火の専門の部隊がない、というのです。2年前にIAEA(国際原子力機関)から、この刈羽原発が名指しで消防体制の改善を求められていました。それなのに、なんの対応もしてこなかったのです。これには、驚きました。自民・公明内閣は、あまりにも無責任ではありませんか。
そのうえ刈羽原発が、活断層と思われる土地に設置されていることも明らかとなりました。東海地域では、静岡県の浜岡原発が活断層のうえに設置されています。地震列島といわれる日本で「原子力立国」を掲げて原発の輸出や核燃料供給を目指していますが、技術が未確立の原発を活断層のうえに設置するなど、危険このうえないではありませんか。私たちは、直ちに既存の原発を総点検するとともに、危険なところの操業を中止すること、そして原発依存から計画的・段階的撤退することを求めていきます。
消費税の増税も、新しい争点となってきました。安倍首相が「私は、消費税を増税しないとは一言も言っていない」と言いました。これが本音でしょう。なぜなら、与党税調や「骨太方針」で「消費税を含む抜本的税制改革をおこなう」と明記しているからです。
では、民主党はどうか。岡田克也副代表がこう言いました。「私は絶対に増税しないという立場ではない」(7月17日)と。……あれ? だれかとソックリではありませんか。
鳩山幹事長は「将来、消費税増税は不可避だ」(6月25日)と言っています。なるほど、そういえば小沢一郎代表は、「当面は、消費税を上げない」という言い方をしていましたね。それは、「当面は」上げないが「近い将来には上げる」ということでしょう。こうなうると“消費税を上げる”という点では、自民党も民主党も同じ立場に立っていると言わざるを得ません。
参議院選挙の投票日は7月29日。……あと9日間、私も最後の最後まで力を尽くす決意です。
◇◆"連日、本人がつづる"今週の「奮戦記」◆◇
●政党助成金を山分けする政党に庶民の心は分からない
(7月15日付「奮戦記」より)
選挙戦のなかで、ひとつの論点になっているのが、「政治とカネ」の問題です。それは、企業団体献金とともに焦点となっているのは、政党助成金です。この制度が導入されたのが1995年。これまで11年間に3800億円の国民の血税が日本共産党以外の政党に山分けされました。今年の分をあわせれば、4000億円を超えます。
この制度は、支持しない政党に事実上強制カンパを押しつけるものであり、国民の思想信条の自由を侵すことになります。日本共産党は、この制度の廃止をもとめており、政党助成金は受け取っていません。
重大なのは、受け取った党が政党助成金を使い残していることです。本来なら、使い残したら国庫に返すのが当たり前なのに、基金にため込んでいるのです。2005年12月現在、その総計は65億円にのぼります(政治資金収支報告書の直近の数字)。各党の基金残高は、自民党が18億円、民主党が28億円、公明党15億円、社民党3億円となっています。しかも、運用までしているのです。税金がこのように使われることについて、皆さんはどう思われますか? 私は、税金を山分けするような政党に、庶民の心は分からないと思います。
≪毎日の奮戦記はこちらから≫
【07.07.20】愛知県内を駆け回り、街頭宣伝や演説会で訴えました
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/070720-003547.html
【07.07.19】長野県に入り、信濃大町、上松町、大桑村、南木曽で訴えました
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/070719-225555.html
【07.07.18】岐阜県岐阜市、中津川市、多治見市を駆け回り、被災者救援を訴え
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【07.07.17】Yahooみんなの政治「みんなの議員評価」での高い評価に感謝!
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/070717-185103.html
【07.07.16】日本共産党が中越沖地震対策本部を設置。秋田、山形で街頭から訴え
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【07.07.15】政党助成金を山分けする政党に庶民の心は分からない
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/070715-213807.html
【07.07.14】滝のような雨のなか宣伝カーで訴え、小集会・後援会であいさつ
→ http://www.sasaki-kensho.jp/hunsenki/070714-224039.html
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◎「憲昭eたより」の次号は、7月27日(金)発行予定です。
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